幼児の爪の手入れについて

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幼児の爪を短くきれいにきること自体にはそんなに時間はかからないことですが、そうするためにはいくつかのノウハウを持っていないとなりません。どうやって小さな子供の爪を切るようにできるのか、その方法をここに紹介します。

子供の爪を切る

新生児だった頃は、親にとっては赤ちゃんの小さな爪をきることはすごく緊張することだったはずです。今では、子供の爪を切ることにも慣れ、親は爪を切ることをそんなに緊張しないと思いますが、その代わりに爪を切ることが大変になっていることがあるかと思います。それは親にとってではなく、子供が爪きりを恐れているということです。自分の爪のそばに爪きりがくるだけで恐れをなす子供もいます。これは理解できることで、子供は「切る」ということと「怪我をする」ということを関連づけられるようになったからなのです。または、爪を切ろうとしている時、動き回る子供をおとなしく座らせて、手や足をじっとさせ続けることが大変になっているかもしれません。子供の爪を切っておくということは、見かけだけの問題ではなく、子供の健康上に重要なことであることを親は考えなければなりません。爪が長いと、汚れや菌が溜まりやすく、子供自身や子供の周りにいる人を爪で引っかいてしまうかもしれないのです。
加えて、足の爪が長く伸びすぎると、爪が成長しにくくなる可能性があり、痛みを伴います。子供の身支度をできるだけスムーズにするには、次のアドバイスに従い、素早く、子供が泣くことがない方法で爪をきるようにしましょう。

もし子供が、爪きりを恐れているようであれば、爪きりを自分やパートナーや兄弟に使っているところを見せて、皆が怪我もなく無事で、笑顔であることを子供に見せましょう。きちんとした爪きりの手本を見せて、自分の爪きりがおわったらマニキュアをすれば、子供も自分もやりたいというでしょう。
汚いものを爪で触れないようにさせましょう。爪を短くしていれば大体は爪に汚れが溜まりにくくなりますが、短い爪でも汚れが溜まることもあります。夜寝る前に手を洗うことでほとんどの汚れは落ちますが、頑固な汚れは、つまようじや爪用ブラシを使ってやさしく取り出します。
爪きりに関して言えば、あまり鋭いものではないものを幼児用には使わないようにしましょう。先が丸く、鋭くないものがよいでしょう。
楽しく切りましょう。子供の指をお父さん指、お母さん指、子供指に見立てて、爪を髪の毛と見立て、髪を切ってあげましょうと、子供の好きな歌を歌いながら切ってあげましょう。終わったら、それぞれの指にキスをしてあげましょう。楽しく過ごせば恐れや不安がなくなります。
爪を柔らかくしましょう。温かいお湯は爪を柔らかくします。幼児の爪はお風呂に浸かった後はふやけていますので、切りやすくなります。水中で子供の爪を切ろうとしないでください。お風呂上りに爪きりの時間を持ってみましょう。
一度に切るのは数本にしてみましょう。一度に10本全部を切らなければならないわけではありません。爪を切り終わる前に子供が逃げて行ってしまうようであれば、後で切るか、または翌日にしましょう。

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