家族の健康的な習慣

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子供達を病原菌との戦いに参加させよう

あなたの子供達はいつも鼻水が出ていませんか?喉が痛い?または悪い咳?それには単純な理由があります。子供は友達と(その友達は鼻水や喉の痛み、咳をしている友達かもしれません)一緒に遊ぶのが大好きです。そして触れ合い、おもちゃを共有します。この密接な触れ合いが子供たちの間で病原菌が行ったり来たりする理由です。さらに、子供達は自分たちの手を使って(鼻を探索するのはもちろん)世界を探検します。そして赤ちゃんはもう一歩進んで、口を使って自分の手と同じくらい探求しています(ある研究ではこの赤ちゃんの口-物への行動が1時間に80回以上みられたと発表されています)。手から口への感染はウィルスの好む移動方法ですから、病原菌は子供たちと一緒に楽しい時間をすごしていることに間違いありません。

では、お母さんとお父さんは何をすれば良いのでしょうか?消毒ワイプを持ってあなたの子供の行くところにずっとついて回るのは明らかに実用的ではありません。(子供たちはとても早く動きます)そして間違いなく、子供達を束縛してしまいます。もちろんあなたも。そこでより合理的なアプローチとより効果的な方法はあなたの子供達を病原菌との戦いに参加させることです。いくつかのヒントを次に示します。

「きれい遺伝子」を伝える:
あなたの子供に、病原菌と嫌いな病気との関連を教えてください。そうすれば、彼らは自分の行動をきれいにする(そして手を洗う)利益を理解し始めるでしょう。トイレに入った後、遊んで帰ってきてから、食べる前と後に、動物と接触してから、そしてくしゃみや咳をした後で、手を洗うようあなたの子供達に教えてください。くしゃみや咳をする時に手で口を押さえるように指示するのではなく、(手はすぐに排出された病原菌を誰かに渡すために使われてします。)肘の内側を使うように教えてください。または、ティッシュを使うよう手渡すこともより良い方法です。子供達に毎回使用後にティッシュを捨てるように教えてください。そして、くしゃみや咳の後は何かや誰かに触る前に手を洗うように伝えてください。

楽しい手洗い:
あなたの子供たちは、2秒間の手洗いでこれらの病原菌を洗い流すのに十分だと考えるかもしれません。しかし、本当に徹底的な手洗いには、20秒間必要です。あなたの子供達が20秒間手を洗い続けるのは無理だと思いますか?手洗いが楽しいものの場合は不可能ではありません。手洗いを楽しくして効果的なものにするには、子供が手を洗っている間に “ハッピーバースデー”またはABCの歌を2回(彼または彼女が高速歌手の場合は3回)歌うようにしてください。演奏が終わると、手洗いも終了です。 「私があなたの手を洗って、あなたが私の手を洗う」ゲームだとお互いもっと楽しく手洗いができるでしょう。

インフルエンザと戦う:
毎年10月から4月まで、インフルエンザの季節になります。そして、インフルエンザの各シーズン中、この国の人口の約10%がこのウイルスに感染し、鼻水、筋肉の痛み、発熱、倦怠感、喉の痛みで苦しみます。ほとんどのインフルエンザ患者にとって、インフルエンザは迷惑で、不快で、不便かもしれません。1週間か2週間は悲惨で、仕事や学校は少なくとも数日間は休まなくてはいけません。免疫システムがまだ発達段階の人(子供とも呼ばれる)や免疫不全の人(高齢者や既に病気になっている人)にとって、インフルエンザの症例はもっと深刻になることがあります。

幸いにも、インフルエンザにかからないようにする方法があります。そして家族の一員が既にインフルエンザに感染した場合、インフルエンザウィルスの拡散リスクを減らす方法があります。ウィルスをコントロールするためには、インフルエンザの予防接種を受けてください。インフルエンザワクチンは6ヶ月以上の乳児から摂取可能であり、新しいCDCガイドラインでは5歳までのすべての児童(そして兄弟、両親、ベビーシッターなどのすべての家庭の接触者)及びインフルエンザによる合併症のリスクが高い人(例えば妊婦、免疫システムの低下している人、喘息を持っている人など)はインフルエンザ予防接種をうけるように推奨されています。さらにインフルエンザウィルスの拡散の予防には、バスルームやキッチンカウンター、ドアノブ、電話、コンピューターキーボード、おもちゃ、テーブルなど頻繁に触れる表面を消毒ワイプで消毒してください。

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