妊娠第26週

その他

妊娠第26週目の赤ちゃん

赤ちゃんは今週どうなっているでしょうか?体重は約900グラム、身長は約36センチです。もう少しで赤ちゃんは子宮内できつ苦しそうになりますが、心配しなくても、成長するためのスペースは十分にあります。赤ちゃんが宙返りしたり、側転をしたり、アクロバティックな動きをするには少し場所が狭くなってしまうだけです。

赤ちゃんの目が開きます

あなたの赤ちゃんが目を開けます!視覚的な映像をはっきり見ることをできるようにする、眼球の網膜が発達するために、この数ヶ月閉じたままだった赤ちゃんの目は、妊娠第26週目で開き始めます。残念なことに、子宮内で見えるものは面白いものではありませんが、目が開くことで、赤ちゃんはまわりで何が起きているのかわかるようになります。キックのゴールになるのでこれをやってみてください。お腹に懐中電灯の光を当ててみてください。返事として赤ちゃんがお腹を蹴ってきます。まるで、光を自分の目に当てないでといっているかのようです。目の中で色がついている部分である、虹彩はまだそんなに色素が入っていません。後1、2ヶ月で色素は入ってきます。このため、この時点では赤ちゃんの目の色が何色なのかを当てるのには早すぎます。生まれてきたときの目の色も生涯同じとは限りません。大きな変化が6-9ヶ月ぐらいの間に起こるため、1歳ぐらいまでは目の色が何色になるのかはっきりわかりません。

脳波の活動が始まります

この週に他にどんな変化があるのか見てみましょう。胎児の発達においてこの段階で脳波の活動の準備ができています。これは赤ちゃんが雑音を聞くだけではなく、それに応えるということもできるようになります。もちろん、言葉で応えることができるわけではないのですが、心拍数の上昇や動きで応えます。

妊娠第26週目のお母さんの体

出べそ

妊娠第26週目は、妊娠全期間の3分の2にあたるため、子宮はおへその6センチ上にあります。おへその話といえば、おへそがこれまでになく外に飛び出していることに気が付いていますか。この飛び出したおへそは、へそピアスやぴたっとした服等、流行に敏感なファッションには向かないものだと思いますが、妊娠している人には出べそがつきものです。そしてなぜ飛び出してしまうかについても簡単に理解できるものです。

妊娠中期の中間から後半から、大きくなった子宮はお腹をさらに前に突き出し始め、よく焼けた七面鳥の上についたタイマーのごとく、おへそが突き出します。出産後数ヶ月で、おへそは元の位置に戻りますが、それでも少し伸ばされて出たようなままの姿で残ります。それまでに少しだけいいこともあります。子どもの頃から溜まりに溜まったへそのゴマを取り除くいい機会ができるのです。

不眠症

一晩中眠るのは難しくなってきたら、妊娠不眠症になってきたのだと思われます。胸やけと足のつりをかかえ、頻繁なトイレへの旅をし、そして飛び出したへそのついた大きなビーチボールを抱えたままで、これまで夜を過ごしてきて、体が落ち着いて休むことが難しくなったとしても不思議ではありません。眠れずにそわそわする代わりに、眠りやすくするための方法がいくるかありますので試してみてください。それは、日中運動をする、新鮮な空気を毎日吸うこと、横になる前には水分を控えることです。

お腹がずっとキックされているので、空手少年を妊娠している気分になるかもしれません。赤ちゃんは子宮の外に出たときに必要な動きを練習しています。例えば、お腹をペダルを踏むように蹴っているのは歩くために必要な前提的能力です。神経システムがもっと発達してくると、胎児の動きはもっと統合されてきます。胎児が大きく、力強くなってくるほど、胎動はもっとパワフルなものになってきます。時々痛く感じる程です。赤ちゃんの左フックは当たる場所によっては痛いかもしれません。他に赤ちゃんがやることは、足を伸ばせるだけ伸ばそうとすると足がお母さんの肋骨の間辺りに入ることもあります。痛いときは、体勢を変えたりストレッチを少ししてみましょう。赤ちゃんのキックがあまりに痛い場合は、優しくその足を押し返すとよいでしょう。小さな強打者をリングコーナーに戻してもよいのです。

その他アドバイス

ベビーベッドを設置するのはとってもわくわくすることは、とてもわくわくすることだと思いますが、覚えておいてください。安全性が何よりも大事です。新生児には危険なので、片側の柵が下に下りるものは買わないようにしましょう。
妊娠第26週目の健康的な妊婦は、これまでに7-10キロの体重増加があったはずです。もしこの数字から外れているようであれば、体重増加について医師に相談してみましょう。

一般的症状

膨満感とおなら

大きくなる子宮は胃と腸をさらに圧迫し続けるため、膨満感を感じていることにつながっています。1日の食事を3食で沢山食べるのではなく、細かくわけて食べることで、消化器官に負担をかけなくなるため、問題を減らすことができます。

片頭痛

片頭痛になったことがあることがある女性は妊娠すると頻繁に片頭痛になります。ですので、ここ最近片頭痛がひどくなったことに驚かないでください。妊娠のこの時期では頭痛薬を飲んでも問題がないとは思われますが、鍼治療、生体自己制御法、マッサージ、瞑想、ヨガ等のホリスティックセラピーを取り入れてみるように考えてみましょう。(これらは片頭痛の原因でもあるストレスを減らすことにも役立つ方法です。)

妊娠による脳の働きの低下

妊娠による脳の働きの低下によって、最近大事なミーティングを忘れたり、情報の一部を忘れたりしましたか?この記憶力の低下は一時的なもので、完全に普通のことですので、大事なことはメモをとったりスマートフォンなどを利用して、妊娠の残りの期間のうまく管理できるようにしましょう。

体がぎこちなくなる

関節のゆるみ、重心の移動、体重の増加により、通常よりも、滑ったり、つまずいたり、転倒する危険性があります。この体のぎこちなさは、一時的なものですが、シャワーや浴槽に入っている時や滑りやすい場所等では注意をしましょう。

ラウンド靭帯の痛み

大きくなりつつある子宮によって「成長痛」があるのであれば(これはラウンド靭帯痛と呼ばれています)、特にこの週あたりに痛みを感じるものですので、可能である場合はできるだけ足を快適にして座ってください。痛みを和らげるために、体勢を変える場合はゆっくりとすることを覚えておいてください。

目のかすみ

目の炎症を感じる場合は、おそらく妊娠ホルモンが原因で涙の産生が減少しており、これはドライアイの原因となることがあります。不快感の解消のため、目薬を使用し、視力の問題が深刻な場合は子癇前症の前兆の場合もあるため、医師に相談してください。

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