幼児のお尻を健康に保つには

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幼児のお尻を赤ちゃんの頃のように柔らかく、キスしたくなるお尻のままにしておきたいと思っていますか?ここでは幼児のお尻のお世話の仕方を説明します。

幼児のお尻

赤ちゃんが動き回る幼児になった時、お尻をきれいにすることが難しくなってきます。一つには、幼児は沢山の量を食べるようになり、大きな、そしてベタベタしていて、臭いうんちをするようになります。他にも、幼児は赤ちゃんのおむつ替えの時のように、寝てくれません。歩くことができるようになったため、立ったままのほうが嬉しいですし、おしりをふかずに遊びに行ってしまおうとします。このため、お母さんはお尻がきれいになっているか確認する必要がでてきます。おむつや下着が汚れて濡れたままの時間が長いと、まだ繊細な幼児の肌は荒れてしまい、お尻の湿疹であるおむつかぶれを起こすこともあります。幼児のおしりに湿疹ができず、きれいなお尻を保つためのお世話方法をこちらに紹介します。

幼児のおむつを頻繁に替えるようにします。朝、昼寝の後には替え、おむつが濡れたり、汚れたりしたことがわかったら替えるようにします。お尻を拭いてきれいにした後、お尻を乾燥させ、新しいおむつをはかせる前に保湿剤を塗ります。

時々、お尻を出したままにできるようにしましょう。おむつは湿気がたまるため、あまりに湿度が高いとお尻も湿気にふれたままになります。お尻を空気に触れさせると、おむつかぶれを改善させることに役立ちますし、おむつかぶれになることも防ぎます。可能な時はいつでも、掃除が可能なエリア(カーペットやソファの上だと掃除が大変になります)でお尻を出して10分程度、歩き回れるようにしてあげましょう。

湿疹ができやすい場合は、幼児のおしりを拭く時は石鹸や香りつきのおしりふきの使用はやめましょう。おしっこをきれいにする場合は水で十分です。うんちについては、香りのついていない、アルコールフリーのおしりふき、石鹸、ローションを選ぶようにしましょう。
色々な種類のおむつを選ぶようにしましょう。使い捨ておむつの中で、非常に吸収力の高いものは、湿気がこもりすぎるため、おむつかぶれがひどくなる可能性があります。吸収力の低いおむつに変えたり、布おむつに変えることで幼児のお尻のオムツかぶれを和らげましょう。色々な種類のものに頻繁に変えることになってしまいますが、そのことできれいなお尻を保つことができます。
数日経っても湿疹が治らななかったり、何度も繰り返す場合は、小児科医で診察してもらうとよいでしょう。バクテリアや真菌感染症に可能性があるので、小児科医から処方される薬がないと治らないものかもしれません。深刻な湿疹には次のようなものがあります。真っ赤な肌に黄色いうろこのようなかさぶたがある場合、これは脂漏性皮膚炎の可能性があります。皮膚の間が赤くなり、そこから白や黄色のものがにじみ出ている場合は、イースト菌感染症の一つである、間擦性湿疹の可能性があります。膿がでてそれが皮に覆われたような発疹の場合は、膿痂疹の可能性があります。
例えば、耳感染治療等で、特に経口用の抗生物質を服用していた後、幼児のお尻の肌が明るい赤になる場合は、真菌感染症である、カンジダ症の可能性があります。

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