妊娠期の代替食品

症状

今まで好物であったものが突然食べられなくなった、という場合にはどうすればいいのでしょうか。ここでは、どのように代替となる食物を探せばいいかご紹介します。

特定食物の渇望・嫌悪、(胃腸内の)ガスによる不快感、起床時の吐き気…妊娠七ヶ月を向かえ、不意に食事関係の苦痛が訪れるのです。必要な栄養素を接取しようと懸命に画策するも、身体がそういった食物を接取しまいと巧妙に働きかけてくるように思われるのです。幸い、脳みそは身体よりも賢いのです。思わず手にとってしまう不健康的な食物は脇に退け、健康的な代替食を取りましょう。理想的な食生活を妊娠に起因する健康状態が妨害しにきたら、ここで紹介するおとり商法を実行してみましょう。

特定食物の渇望

砂糖、或いは食塩、或いはこの両方を愛してやまない妊婦もいるでしょう。問題は、取りすぎてしまうということです。幸い、甘い或いはしょっぱいジャンク・フードには味覚と赤ちゃんを喜ばせる代替食品があります(若干の、或いは強大な意志の強さを要するかもしれませんが)。ポテトチップスが欲しくてたまらない、というのであれば、我慢することはありません。脂っこい食物の代わりに大豆チップスやベークトポテト、或いはタコ・チップを食べればいいのです。または、エアーポップコーン(塩分が欲しくてたまらないならパルメザンチーズで食塩を足されたものなど)、せんべい、プレッツェル、軽く塩を振られたえだまめなども良いでしょう。チョコレートがないと生きていけない、というのであれば、ホットチョコレート(低・無脂肪乳を用いて作ったもの)や一人前のFudgsicleを特大Snickersの代わりに取りましょう。アイスクリームが食べたくてしょうがない、というのであれば、冷凍ヨーグルトを食べましょう(天辺に新鮮なベリーをのせれば栄養価は完璧です)。

特定食物の嫌悪

タンパク質が必要であることはわかっているにもかかわらず、肉類(鶏、魚…)が嫌いになってしまっていて、皿に乗っているのを見るどころか、一緒の部屋にいるのも嫌なのです。この嫌悪はそのうち薄れますが、それまではもっと好ましいタンパク質供給源を選んでおきましょう。これには、コテージ・チーズ、ヨーグルト、マメ、大豆製品(豆腐や枝豆)などがあります。或いは、キノアやナッツ穀物といった少量で多量のタンパク質を含有する食物を取るのも良いでしょう。緑色の葉野菜のせいで気分が悪くなる、というのであれば、黄色野菜をとりましょう。黄色野菜は食べやすいものが多いのです。にんじんやヤムイモ、或いはβカロテンが豊富なカンタロープ、マンゴー、モモ、アプリコットなどを取ると良いでしょう。

胃腸内のガス

健康的な食物にも、胃腸をガスで満たしてしまうものがあり、それが原因で野菜など食べる気にならない、ということがあります。健康的な食材でも、ガスの出にくいものを代替として選びましょう(例えばブロッコリーの代わりにマンゴー、キャベツの代わりにイチゴ、といった具合に)。ポテトチップスの代わりにポップ・ベーグル・チップス、チキン・フィンガーの代わりに蒸した鳥もも肉も良いでしょう。そして腹にたまるガスの量を劇的に減らす究極の方法があります。スパークリング・ウォーターの代わりにただの水を飲めばいいのです。

起床時の吐き気

朝の吐き気はつらいものでしょう(不運なことに、全く朝だけに限らない)。これ以上塩味クラッカーを目にしたら悲鳴を上げてしまう、なんてひともいることでしょう。幸いなことに、選択肢はあります。鍵となるのは、ドライで刺激の少ない食物です。これはクラッカーを意味するものではありません。ドライ・シリアル、プレッツェル、せんべい、良くトーストされたパン、グリッシー二などは朝食に打ってつけです。

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