小児科医に赤ちゃんを連れて行くときのポイント

ぐずぐずする鼻水、咳、発熱etc…どんな些細なことでも、赤ちゃんのことは心配になるもの。今回、お医者さんに電話をする必要があるかどうか、診断を受けたほうがいいかの判断をするポイントを紹介します。
小児科医に相談する際のポイント
新米ママで子育てがまったくはじめての場合、鼻水もくしゃみも不安になって、小児科医に相談したくなるものです。
小児科医を煩わせることになるかどうか気になると思いますが、大丈夫です。小児科医は慣れているのでお手の物です。
鼻水や軽度の発熱は、自宅で医師の助けがなくてもケアできますが、赤ちゃんが、
・食べない
・夜に頻繁に目を覚ます
・過度に泣く
ような場合は、医師に相談するのがベストです。赤ちゃんのケアのコツを学ぶ参考として、以下に小児科医に相談する際のポイントを挙げていきます。
咳や風邪
1週間以上、乾いた咳が続く、ぜいぜいしたり、痰のような粘液が出ている場合は、医師に相談してください。また、鼻水が10日以上続いたり、鼻水に血が混じっている場合も同様です。
便秘
赤ちゃんが硬いボール状の便を出す場合、また、便に血が混じっている場合、医師に相談してください。授乳中の赤ちゃんは何日も便が出ないのは普通のことで、出る場合は軟便になります。
下痢・嘔吐
2、3回の嘔吐や下痢は問題ありません。しかし、
・便に水分が多い
・粘液が混じっている
・血が混じっている
・頻繁過ぎる
・24時間以上続く
・発熱が伴う
ような場合は、医師に相談してください。
なお、脱水の兆候が見られる場合、至急連絡してください。脱水のサインとしては、
・おむつに尿の形跡がない
・尿が黄色い
・乾燥した肌
・唾液や涙が出ない
・目がくぼんでいる
などが挙げられます。
発熱
2ヶ月未満の赤ちゃんの場合、熱が出たら、すぐに医師に連れて行ってください。生後6ヶ月までは、医師のアドバイスを求める必要があります。