ニキビを悪化させてしまう8つの方法とは

ニキビを治療するために全てできることをやっていると思っていると思いますが、自分のしている些細なことがニキビを悪化させていることがあります。以下のようなことをよくやってしまっているのではないでしょうか?
1.携帯電話が汚れている
考えてみてください。顔からは皮脂と汗がでていて、それが携帯電話にくっついてしまっています。
携帯電話をきれいにしない場合、次の電話がかかってきた時に、汚れの中で増殖したバクテリアが携帯電話から顔の皮膚にくっついてしまいます。
携帯電話をきれいにする方法としては、携帯電話メーカーのお手入れの指示に従ってください。ハンズフリーのイヤホンなどを使ってみるのも良いでしょう。携帯電話を頬に押し付けて電話することは、肌を刺激することによってニキビの原因となることになります。
2.整髪料を生え際のそばで使いすぎている
ヘアスプレーやジェル、ポマードなどを、おでこからは離して使いましょう。
そうでないと、生え際に沿ってニキビができてしまうかもしれません。
3.ニキビ治療をすぐにやめてしまいすぎている
「誰もがすぐに肌をきれいにしたいと思っていますが、速攻で効くような特効薬はありません。ニキビの治療の効果は効果が現れるまでに数週間かかります。」と、ニューヨーク州のシナイ病院の皮膚科医であるジョシュア・ザイヒナー(Joshua Zeichner)は言います。彼の専門はニキビ治療です。
もし、市販の薬が2-4週間の間に効果がでなければ、皮膚科医を受診する必要があるでしょう。これはニキビ嚢胞がある場合、またはニキビが傷を残している場合には特に重要なことです。
4.洗顔をしすぎている
「よく信じられているで誤っていることの一つには、自分の顔は汚れているためにニキビができているんだと思うことです」と、ニューヨーク州ウェストチェスターの皮膚科医であるホイットニー・ボウィ(Whitney Bowe)です。
「洗顔をしすぎると、必要な皮脂が肌から剥がされてしまうため、その反動として、体はもっと皮脂を産生してしまうため、結果としてニキビがもっとできやすくなります。」とザイヒナーは言います。
洗顔は1日2回で十分です。
5.自分の顔を洗うときに正しい方法で洗っていない
洗顔するときに、汚れていたり濡れているタオルを使ってはいけません。濡れたタオルにはバクテリアが簡単に増殖します。毎回タオルは清潔なものを使いましょう。
また、ピーリングやスクラブは頻繁にしてはいけません。砂や砂糖のスクラブ、目の荒い垢すり、ヘチマスポンジ、電動ブラシなどは毎日使うと細かい傷を肌につけてしまいます。炎症や肌荒れの原因となります。
また、ニキビの治療も難しくしてしまいます。ピーリングやスクラブは週1、2回にしましょう、とザイヒナーは言います。
6.ニキビ用塗り薬を使いすぎている
「ニキビ用塗り薬をたくさん使うことは必ずしも良いことではありません。実際、含有成分の中には肌への刺激となるものもあります。」とザイヒナーは言います。
思っているよりも少ない量で十分です。「グリーンピース1粒分の量で、顔全体に十分な量です。」と彼女は言います。
7.ニキビを潰している
今すぐにでもニキビをなくしたいと思うのならば、潰したくなる気持ちはわかりますが、潰すことによってもっと深刻なトラブルに繋がることがあります。
「詰まりを取り除いているのではなく、潰すことで、ニキビを肌の奥に押し込んでいることになるので、傷になることがあります。」とザイヒナーは言います。
ニキビを潰してしまう代わりに、ニキビに直接治療薬を少し塗り、ニキビを小さくし、炎症を少なくするようにしましょう。
8.甘いものやデンプン質の食べ物を摂りすぎている
「お母さんから、甘いものやデンプン質の食べ物を食べないようにと言われていたかもしれませんが、他のものにも注意をしたほうがよいかもしれません。」とザイヒナーは言います。
食べるとニキビになると証明されている食べ物はありません。しかし、砂糖が多く含まれた、精製された白いパン、精製パスタ、ポテトチップス、クッキー、ケーキはニキビになりやすいと、ニキビになりやすい食品について研究をしたことがあるボウィは言います。このため、砂糖が多く含まれた食品の摂取を控えることでマイナスとなることはありません。
研究の中には、乳製品がニキビを出来やすくすると報告しているものもありますが、確証はありません。