添加された砂糖のありか

コーラ、チョコレート、ケチャップからビール、ヨーグルト、スープまで、どこに砂糖が一番多く隠れているかを探してください。
砂糖、蜂蜜、シロップなどの「添加された砂糖」は、1日で食品や飲料から得るエネルギーの5%以上を占めるべきではありません。11歳以上の人が摂取できる糖は1日30gほどです。
砂糖は砂糖です。白糖、茶糖、未精製糖、糖蜜、蜂蜜のどれであっても、だまされないでください。健康な砂糖はありません。
砂糖の摂取量を減らしたい場合は、食品ラベルを読んだり、製品を比較したり、砂糖の少ない製品や無糖の製品を選んだりすることに慣れてください。
砂糖は食品ラベルには以下のように記載されている場合があります。
・コーンシュガー
・ブドウ糖(デキストロース、グルコース)
・果糖(フルクトース、レブロース)
・高果糖グルコースシロップ
・はちみつ
・メープルシロップ
・アガベシロップ
・転化糖
・イソグルコース
・麦芽糖
・糖蜜
・スクロース
ここでは、砂糖の多く含まれる6つの「甘い犯罪者」を挙げます。
ジャムやお菓子の中の砂糖
まさにホラーです!毎日の食事から得る砂糖の多く(最大27%)は、テーブルの上の砂糖、ジャム、チョコレート、お菓子由来のものです。この種の砂糖は11歳から18歳の子どもが一番多く摂取しています。
食品の例
・チョコレートスプレッド
・チョコレート
・フルーツトローチ
ソフトドリンク
摂取する砂糖の約4分の1(25%)はソフトドリンク、フルーツジュースなどお酒以外の飲料だというのはかなり意外でしょう。
11歳から18歳までの子どもは、コーラなどのソフトドリンクを飲むので、食事中で摂取する砂糖の40%はこの種の砂糖です。
コーラの500mlボトルには角砂糖17個分の糖が含まれています。驚くべきことには、100%無糖フルーツジュースは、摂取を控えなければならない種の糖が多く含まれています。これは、果汁に含まれる糖分をジュースにするプロセスで糖が放出される、つまり歯に損傷を与える可能性があるためです。
それでもフルーツジュースにはビタミンとミネラルが含まれているので、コップ1杯分の100%無糖フルーツジュース(150ml)は1日に食べるべき5種類の果物や野菜の1つとしてカウントされます。虫歯のリスクを減らすために、フルーツジュースは食事と一緒に楽しむほうがよいでしょう。
子どもたちには甘い飲み物を避けさせ、水や低脂肪ミルク、砂糖無添加や低糖の飲料に換えるべきです。
食品の例
・コーラ
・スカッシュ、エナジードリンク
・加糖フルーツジュース
ビスケット、パン、ケーキ
パン、ケーキ、ビスケットなど穀物ベースの食品には砂糖と脂肪が多く含まれていることが良くあります。食事中の砂糖の摂取量の20%はこのような食品からです。
穀物ベースの食品、特に全粒粉は健康なバランスの取れた食事の一部になり得ますが、砂糖と脂肪の多いものは減らしてください。虫歯の危険性が高まり、食べすぎれば体重が増えます。
食品の例
・ケーキ
・チョコレートコーティングされたビスケット
・フロスティーコーンフレーク
酒
酒の砂糖含有量を知らない人もいるし、毎日のカロリー摂取量を計算するときに酒を計算に入れない人もいますが、食事中で摂取する砂糖の11%は酒からです。
酒には炭水化物やタンパク質(1グラムあたり4kcal)よりも多くのカロリー(1グラムあたり7kcal)が含まれています。標準的なワイン(175ml、12%ABV、126kcal)には、チョコレートと同じくらい多くのカロリーが含まれていることがあります。
飲酒量を減らすためのアドバイス
・毎週休肝日を作りましょう
・低アルコール飲料を飲みましょう
・缶の代わりに小さめのビール瓶で飲みましょう
・酒を割るときは無糖のものを使いましょう
・お酒を1杯飲むたびに水または無糖ソフトドリンクを飲みましょう
詳しくは、アルコールの中のカロリー、カロリーをカットするためにをご覧ください。
乳製品
チーズやヨーグルトのような乳製品は健康的なバランスのとれた食事の一部として必要です。しかし、フレーバーのついた牛乳、ヨーグルト、アイスクリームなど乳製品ベースのデザートなど、いくつかの乳製品には砂糖が含まれています。食事で摂取する砂糖の6%は乳製品からです。
食品の例
・フルーツヨーグルト
・フレッシュチーズ
・チョコレートアイス
調味料
砂糖はまた、ケチャップ、サラダクリーム、調理済み食事、マリネ、ポテトチップスなど、多くの味つき食品に驚くほどたくさん含まれています。食事で摂取する砂糖のうちの5%はこのような食品からです。いくつかの調理済み食品にはバニラアイスクリームより多くの砂糖が含まれていたことがわかりました。
食品の例
・トマトケチャップ
・サラダクリーム