ウォーキング

その他

取り組み方

歩くことは最も簡単な運動方法です。どこにいてもできますし、始めるのも簡単です。一方の足を、もう一方の足の前に置くだけです。

歩いたほうがよい素晴らしい理由がたくさんあります。心臓が強くなり、血圧は下がり、骨は強くなります。ウォーキングはストレスを和らげ、眠つきを良くし、前向きな気持ちになります。

ほぼ毎日、早足で30分以上歩いてください。ひとりで、もしくは友だちと一緒に歩きましょう。ウォーキングクラブに体験参加してみたり、家族を夕食後の散歩に招誘ってみたりしましょう。必要なのはウォーキングシューズです。
 

強度レベル:低

自分のペースを運動レベルに合わせることができます。より激しいトレーニングのために、歩くペースを速くしたり、距離を長くしたり、より速く、長く、または上り坂を歩いたりしてみてください。
 

ターゲットとなる部位

胴体:いいえ。ウォーキングは特に胴体を対象にしていません
腕:いいえ。このトレーニングは腕を対象にしていません
脚:はい。ウォーキングはあなたの足の主要な筋肉を動かします
臀部:はい。上り坂を歩くことは、臀部に効果があります
背中:いいえ。このエクササイズでは背筋に集中しません
 

タイプ

柔軟性:いいえ。この運動は柔軟性アップに焦点を当てていません
有酸素運動:はい。早歩きを続けると、とてもよい有酸素運動になります
強さ:はい。定期的に歩くと脚が強くなります
スポーツ:いいえ。競歩はスポーツで、集団で歩くチャリティーウォークを見つけることもよくありますが、ほとんどの人にとってウォーキングは競争ではありません
負担が少ない:はい。ウォーキングは関節に負荷をかけることはありません

その他、知っておくべきこと

費用:無料です
初心者に勧められるか?:はい。ウォーキングは、まさにこれから始める人にぴったりの運動です。必要に応じて早足で歩いたり、ゆっくりと歩いたりすることができます。調子が出てきたらペースを上げたり、距離を伸ばしたりすることも簡単です
屋外で:はい。近所や校庭、あるいは自然の遊歩道を歩くことができます。天候が悪いときは、ショッピングモールの中を歩きましょう
自宅で:はい。どこでも歩くことができます。ルームランナーを持っていれば、屋内でも歩くことができます
道具が必要ですか?:ウォーキングシューズ以外に必要なものはありません。アーチを支えて、かかとを少し持ち上げる靴を選びましょう。
 

メリンダ・ラティーニ博士の言葉

特別な設備はありません。ジムのお金もかかりません。近所やショッピングモール、公園、またはルームランナーなど、あらゆるものを使って体重を減らしたり、血圧やコレステロール値を下げることができます。

1日5分もしくは10分でゆっくりと始め、有酸素運動のメリットを最大限に享受するために、ほぼ毎日最低でも30分歩きましょう。

また、最低でも週に2回筋力トレーニングも行いましょう。ウォーキング中に上半身を鍛えるために、軽めのウェイトや缶を持って歩きたいかもしれません。

ひとりで歩いても、グループであっても、楽しいと感じるウォーキングプログラムを作ることができます。すでに体調がよくなっているなら、パワーウォークで汗をかいてください。パワーウォークをメインのトレーニングにすることができますし、ほかのプログラムと組み合わせて退屈を防ぐこともできます。

外で歩く場合は、安全な場所を選び、涼しさを保ち、水分補給し、日焼け止めを塗るようにしてください。

健康上の問題があってもできますか?

ウォーキングは多くの人にとって完璧な運動です。

糖尿病を罹っている場合、ウォーキングで血糖値と体重を下げることができます。もし、糖尿病に関連する神経損傷がある場合は注意が必要です。医師または足の治療の専門家は、ウォーキングがあなたにとって最適な運動であるかどうか、もしそうだとしたらどのような靴を選べばよいかを教えてくれるでしょう。

ウォーキングは心臓病の予防にも役立ちます。善玉コレステロール(HDL)の数値を上げながら、血圧と悪玉コレステロール(LDL)の数値を下げることができます。

すでに心臓病がある場合は、心臓リハビリテーションの環境でウォーキングプログラムを始めるように医師が勧めることがあります。リハビリのスタッフは、持久力を高めるときに心臓と血圧をチェックします。

膝、腰、背中の問題は、ウォーキングプランの妨げになる可能性があります。ウォーキングシューズの紐を結ぶ前に、医師または理学療法士にアドバイスをもらいましょう。ウォーキングを妨げるそのほかの問題として、バランスの問題、筋力の低下、および他の身体障害があります。

妊娠している場合、ウォーキングは体を丈夫にしたり、健康を保ったりするのに素晴らしい方法です。妊娠前から活発に動いていてて、特に医学的な問題もなければ、ウォーキングをしてよいはずです。転倒を防ぐために、お腹が大きくなったり体の重心が変わっているときは、でこぼこした道を歩くのは控えましょう。

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