仲間からの圧力

友人やボーイフレンド、ガールフレンド、映画やテレビもが、セックスしろと圧力をかけてくるように感じられるときもあるかもしれません。しかしいつするかはあなたがきめることであり、したくないと言ってもよいのです。周りからの圧力に対抗する術を見つけましょう。
グラウンドで1分キスチェイスをしていてもセックスをしようという話にはならないでしょう。でも次の瞬間には、お友達はみんなして処女をいつ失くすかということにとりつかれるのです。
あなたはセックスに関心があるかもしれませんが、現実は混沌しているでしょう。すべてを理解するのには時間がかかります。もっと知りたいからといって、何かに突入しなければならないわけではありません。
セックスをするように圧力をかけられていると感じるのはあなただけではありません。自分が唯一の処女かもしれないと思うかもしれませんが、もう初体験をすませたという人は、必ずしも全員正しいことを言っているとはかぎりません。
よい人間関係は友情から始まり、そこから信頼が築かれます。
仲間からの圧力
セックスなど、あなたがしたくないと思うことやする気がないことをさせようと、友人や知り合いが圧力をかけることがあるかもしれません。
以下のような、さまざまなタイプの圧力があります。
あからさまに圧力をかける―「みんなやってるんだから、やらなきゃ。」
秘密を作って仲間はずれにする―「処女にはわからないよ。」
支配してくる―「私を愛してるなら、するはずだ。」
準備ができるまで待つべき理由
お友達があなたにかける圧力は、あなたが自分自身にかけるものよりもたちが悪いです。いつかはこれに対処しなければなりませんが、お友達が経験済みであることを鼻にかけあなたが処女であるのを批判するような状況は辛いでしょう。
聞くこと全てが事実というわけではありません。周りの人は経験豊富なふりをして誇張することもありえます。自分で決めずにただお友達やパートナーにせかされて初体験をすると、なんて馬鹿なことをしたのだろうと後悔する可能性が高くなります。
以下のことを忘れないでください。
・誰かを好きだったり愛していたりするからといって、しなければならないわけではありません
・未体験だと未熟だというわけではありません
・しなくても健康に悪影響が出るわけではありません
以前のセックスがよくなかったからという理由で、したくないと言ったりもう少し待ちたいと言うことにも、何の問題もありません。セックスについて知っておくべき15のことのページをご覧ください。
自分で意思決定をしましょう
ほかの人を喜ばせるためだけに、準備のできていないことをしないでください。圧力におされて初体験をすませると、後悔する可能性が高くなります。
避妊やコンドームも忘れないでください。コンドームは避妊になりますし、クラミジアなどの性感染症を防ぐこともできます。
セックスしたからといって、あなたのボーイフレンドやガールフレンドがもっとあなたを愛するようになるとか、もっと一緒にいてくれるというわけではありません。初体験は重要です。慎重に考えて意思決定をしましょう。
全ての人に―女子も男子も、レズビアン、ゲイ、ストレート、バイセクシャルでも―好きなときに意思決定をする権利があります。セックスはお互い愛し合っておりしたいと願っているときに、素晴らしいものになります。誰もあなたに意に染まないことを言わせることはできません。
圧力に対抗する方法
仲間からの圧力に対抗するということは、みんなに付和雷同してついていくか自分で意思決定をするか決めるということです。お友達はあなたに圧力をかけるようなことを言うかもしれませんが、お友達を黙らせるための言葉をいくつか挙げておきます。
「魅力がないから、したことがないんだ。」
→「したくないって言うことができるから、したことがないんだよ。」または「ふさわしい相手を待っているの。」
「しないと捨てられるよ。」
→「ただセックスするだけのカップルよりはお互い愛し合ってるよ。」
「みんなもう何回もやってるよ。」
→「じゃあ本当にサンタは毎年煙突から降りてくるのね。」
「ゲイなんだな。」
→「ふさわしい相手を待っているってだけで性的指向がわかるならね。ゲイでもストレートでもふさわしい相手を待つことはあるでしょ。」または「ゲイだとして、だから?」
「不感症だってうわさがたつよ。」
→「ふさわしい相手を待っていれば、不感症どころかよく感じられるようになるよ。」
詳しくはこちらをご覧ください:
避妊する15の方法
女子の体の成長
男子の体の成長
どうやって断るか