妊娠中の皮膚の変色

症状
突然皮膚の色素沈着が起きて、びっくりしていませんか?妊娠中に肌の色が濃くなる原因と、その対処法についておはなしします。
妊娠中に皮膚の色が濃くなる原因は?
妊娠ホルモンが主な原因と考えられていますが、妊娠中の食生活によっても変わる場合があるという専門家もいます。
知っておいたほうがいいこと
手のひらや足の裏が赤くなることが、妊娠中によく見られる皮膚の変色です。また、乳輪、脇の下、足の付け根の色が濃くなることに気付く人もいるでしょう。そばかすやほくろの色が黒くなったり、妊娠性肝斑(妊娠黒皮症)になることもあります。妊娠中がどのような状態であれ、出産後は跡が消えます。
対処法はありますか?
・皮膚を覆うことで、肌を保護してください。日光に直接あたると、日焼け止めを塗っていたとしても皮膚の色が濃くなりやすくなります。顔に日光があたらないようにツバの広い帽子を被ったり、長袖の服を着るようにしてください。
・妊娠性肝斑がある場合は、外出しない日も、妊娠中は日焼け止めを毎日塗るようにしてください。窓を通して多くの日光が部屋の中に入り、皮膚に影響を及ぼします。
・皮膚の変色は、葉酸欠乏症と関連性があると考える専門家もいます。食事やサプリメントから十分な葉酸を摂るように注意してください。