安全に赤ちゃんと遊ぼう

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赤ちゃんを空中に投げたり、ひっくり返したりして、赤ちゃんと遊んでいませんか? 両親の手を借りて空中演技のような体験をすることで、赤ちゃんは大喜びしてくれるでしょう。しかし、飛行機ごっこなどで赤ちゃんと遊ぶ前に、安全かどうか確認することを忘れないでください。

激しい遊びの内容によっては、赤ちゃんにとって危険になります。 2歳未満の子どもにとって、投げ込まれたり、振り回されたり、激しく跳ね返ったりすること、場合によっては重傷を負うこともあります。

この「揺さぶられっ子症候群 」は、怒りに任せて激しい揺することで起きることが殆どですが、遊びの中でも起こり得ることです。これは、赤ちゃんの頭が体に比例して重くて、未発達の頚部の筋肉によって十分に支持されていないためです。頭が往復運動することにより、脳が頭蓋骨に対して反発し、腫れ、出血、神経学的な問題、視神経や視力の障害を引き起こす可能性があります。

遊びが激しくなりすぎていないか、どうやって確認するのか?

頭や首を揺さぶったり、上下に跳ね返ったりする遊びは避けてください。子どもが喜んだとしても、と上に放り投げて捕まえるような“高い高い”をしてはいけません。抱っこ紐をつけたまま走るようなことはせず、ベビーカーを使ってください。そして遊びにしろ叱る時にしろ、絶対に赤ちゃんを強く揺らさないようにしましょう。他の人にもさせないでください。赤ちゃんをしっかりと抱いた飛行機ごっこなど、カラダの負担のない遊びにしてください。

過去に揺さぶったり、振り回した経験があっても現段階で傷害の症状がなければ、心配しなくてもよいでしょう。ただし、何か1懸念がある場合は、医師に相談してください。

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