ダイエットを成功に導く行動について

その他

 
あなたは、食事の支度をしている最中につまみ食いをしていませんか。また、子供の残したものを食べたり、ストレス解消の手段として暴食していませんか。もしダイエットを成功させたいならば、そもそも体重を増加させるような行動は控えなければなりません。もちろん食事の内容も大事ですが、それと同じくらい、いつ、どこで、どうやって食べるのかも重要です。食事に関する行動を修正できることが、長い目で見たダイエットの成功には必要不可欠なのです。
 

生涯の悪癖

 
自分の食習慣についてもっと理解し、栄養を摂取すること以上に食べるということが重要であると自覚しましょう。習慣を変えるのには時間と、労力と、そしてたくさんの練習が必要ですが、その恩恵は生涯続きます。きちんと修正するためには、今までとは違う考え方をしなければいけません。つまり、自滅的な考えや行動は改め、その代わりに自制心を養えるよう、積極的に行動をしましょう。また、食事について考えることと、運動することについては、一生かけて追求していくもの、という認識を持ちましょう。あらゆる浮き沈みも、体重管理を成功させるための長い行程の一部なのです。
 

ゆっくり着実に

 
全てを一気に変えようとしてはいけません。ゆっくり着実に計画を進めていきましょう。もし最初は、一日数分しか運動できない、というのであれば、それでも良いのです。毎日少しずつ時間を延ばしていけば、いずれ目標に達するでしょう。仮に悪癖をいっぺんに変えようとすれば、フラストレーションがたまり、もういっそ以前の習慣に戻ってしまおうか、という気持ちになるかもしれません。急速な変化と急激な減量は、あなたが疲れてしまうだけですので、古い週間を捨てて、新しいものに入れ替える時間をあげましょう。
 

手本となる行動

 
ここでは専門家から、衝動の制御方法や、ストレスを強く感じる状況にどう対処すればいいのか、さらに習慣を変える行動原理をどう使うか、といったヒントを紹介します。もちろん特効薬や、カロリーコントロールの代わりになるようなものはありませんが、食習慣に対する意識を高めたり、ダイエットを成功させるための行動におけるテクニックをお見せしましょう。現実的に考えて、生活習慣に取り入れることができ、かつ続けられそうな変更だけをするようにしましょう。
・食べたものの記録を、そのときの考えや気持ち、感情、そしてその分析などと一緒に記録してみる
・目標や望み、簡単な願いを紙に書いて、時折見返すことで、本当の目的を見失わないようにしましょう(例えば減量する、もっと健康になる、体力をつける、階段の上り下りを難なくこなす、など)
・どうしようもなく何かを食べたくなったら、犬の散歩に行くなど、何か健康的なことで意識を食欲からそらすようにしましょう
・健康的な食品がそろっているかどうか予め戸棚や冷蔵庫の中を確認しておく
・いろいろな調理法を勉強して、料理雑誌などもこまめに見る
・外食はなかなか難しいかもしれないので、事前に計画しておき、ビュッフェは避ける
・もし自滅的な考えが頭に浮かんだら、目標が書いてある紙を見て、今時分がやっていることはすごく価値のあることなのだと思い返してみてください
・食べ物はゆっくりかんで、味わって食べるようにしましょう。飲み込む前にもう一回ずつかむことを忘れないように
・食事は机の上でだけしましょう。立ったままや車の中、電話中の食事も控えましょう。食事場所を制限することで、摂取量をコントロールすることができます
・小さめの皿を使って、食べ物がたくさんあるように見せかけましょう
・黙々と食べるのではなく、食事中の会話も楽しみましょう
・体重は週に1度だけ量りましょう、数値に固執することは感情的にもよくありません
・万歩計などで毎日の運動を記録しましょう、目標は一日一万歩です
・どうしても食べたいとき、口に入れて何回か咀嚼した後で満足したか、はたまた続けるべきか考えてみましょう
 
また、その他にも、
 
・テレビを見ている間、手持ち無沙汰にならないようにする(例えば洗濯物をたたんだり、他にやることを見つけるなど)
・10分間の歩行で、2時間後のエネルギーレベルが上昇します
・家族全員が喜ぶような食事を作りましょう、別々に作るのは時間と体力の無駄です
・運動をさぼれないような計画を立てましょう
・ランニングマシーンなどがあれば天候に関わらず運動ができます
・料理中はガムをかんでおけば、つまみ食いを防止できます
・どうしても体重を量りたくないときは、無理せず次の週にまわしましょう
 
などといったことが行動を節制するためのヒントとしてあげられます。
 

記録をつける

 
何を食べたか、そしてどれくらい運動したかについて、常に考えていなければならない以上、それを書き記して自分を管理をすることは、シンプルながらも非常に有効です。自分が食べたものについて書いておくことは、自分の行動について知るということにつながるため、やらないのとでは大きな差になると、いくつかの研究でも証明されています。体重のコントロールをうまくやっている人は、頭を使ってカロリーと運動量のバランスをとっています。大人として、毎日の食料摂取量とエネルギー消費量を気にかけることは大切なことなのです。

自分にご褒美をあげる

私たちは時々、ほめられることが必要です。古い習慣を変えようとする努力と進捗に対して、賞賛されて然るべきなのです。自分が喜びそうな、ただし食べ物に関連していないご褒美を、リストに書き出してみましょう。そして体重が5ポンド落ちたときや、1週間毎日ジムに通い続けられたときなど、自分にちょっとしたご褒美をあげましょう。目標だけでなく、新しい洋服や映画など、とにかく自分が好きなものをご褒美として一緒に決めておくのです。ほとんどの人は他人の世話を焼くのは得意ですが、ここでは自分の面倒を見ることの重要性を理解する必要があります。自分を最優先にして努力すれば、活力と健康が回復したあなたを見て、周りの人もその恩恵を受ける事ができるでしょう。

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