帯状疱疹ワクチン

治療薬

このワクチンは、帯状疱疹という一般的に見られる痛々しい皮膚病を防ぐためのものです。
帯状疱疹ワクチンは上腕部への単回投与で与えられます。インフルエンザワクチンとは違い、一度の注射で十分であり、また一年のどの時期にも受けることが出来ます。
帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹に罹患するリスクを減少させるものです。万一罹患した場合でも、ワクチンを接種していれば症状が軽くなり、病状期間が短くなります。
帯状疱疹ワクチンはとても痛みが激しく、辛いものです。初期の発疹が治まってから一年も痛みが続く人もいます。また、帯状疱疹は70歳以上が患った場合、1/1000の致死率があります。
かつて帯状疱疹を患ったことがあるとしても、ワクチンを受けていいのです。このワクチンは帯状疱疹を患った過去を持つ人に対しても大きな効き目を示し、将来的な帯状疱疹に対する免疫力を更に増強します。

帯状疱疹ワクチンのブランド名

帯状疱疹ワクチンのブランド名はZostavaxです。一年のどの時期においても接種が可能です。

帯状疱疹ワクチンの仕組み・効果

ワクチンは、弱毒化した水疱瘡ウイルス(水痘帯状ウイルス)を含みます。これは水痘ワクチンに類似していますが、同一のものではありません。
ごく稀ですが、帯状疱疹ワクチンを接種したことによって水疱瘡の症状に類似した病状を発症した人もいます(10,000人に1人の割合)。

帯状疱疹ワクチンの効果持続性

正確な値を出すことは難しいですが、少なくとも五年(おそらくそれ以上)に渡って効果が持続するとことが研究により示されています。

帯状疱疹ワクチンの安全性

多くの結果によって、帯状疱疹ワクチンの安全性は高いということが証明されています。但し、このワクチンは幾つかの副作用を有します。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水疱瘡を過去に患った人の身体で水疱瘡ウイルス(水痘疱疹ウイルス)が再活性化することによって引き起こされる痛々しい皮膚病です。
まず皮膚が燃えるような感覚に襲われ、次いで液体を含み激しい痛みを伴う水痘疱疹が現れ、これが治る前に破裂して赤膚やただれに繋がります。しばしば半身のみに症状が現れます。患部は大抵の場合胸ですが、頭や顔、目であることもあります。

帯状疱疹の拡大

帯状疱疹に「感染」することはありません。身体に既に存在している水痘ウイルスが再活性化することによって発症するのです。再活性化の要因は、加齢、投薬、体調不良、ストレスなど様々です。
水痘を患ったことのある人なら誰でも帯状疱疹罹患の可能性があります。概算では、水痘を過去に患った者の5人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

帯状疱疹のリスクが最も高い人

帯状疱疹は、人が加齢するとその罹患確率が上昇し、とりわけ70歳以上が発症しやすくなります。そして年齢が高ければ高いほど症状は酷くなります。帯状疱疹の発疹の痛みは極めて激しく、衣類が肌に触れることにすら耐えられなくなる患者もいるほどです。
また、帯状疱疹の痛みは、発疹が消えた後も(時に何年も)居座る可能性があります。なかなか消えないこの痛みは帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれます。

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