A型肝炎ワクチン

その他

英国では、A型肝炎に対するワクチンの投与は規定されているわけではありません。ほとんどの人にとっては感染する危険性が低い病気だからです。感染する危険性の高い人にのみ提供されます。

A型肝炎ワクチン投与の対象になる人

以下のような人はA型肝炎ワクチンの投与を推奨されています。
・A型肝炎に感染している人と密接な接触があった場合
・A型肝炎が蔓延している地域に旅行または定住しようと考えている人。特に旅行または定住を考えている地域の衛生基準や食品衛生基準が低いと考えられる場合
・何らかの長期的(慢性的)な肝臓病を抱えている人
・男性と性関係にある男性
・違法薬物注射を行っている人
・仕事を通してA型肝炎ウイルスに接触する可能性がある人。下水管工業者、ホームレス緊急一時宿泊施設などの個々の食品衛生規準が低い施設の職員、サルやゴリラなどの類人猿と同じ空間で働いている人などが含まれます

A型肝炎ワクチンを投与される必要があると考えている場合、あるいはワクチンが自分に必要かどうか定かでない場合は、主治医の診察を受けてください。

A型肝炎ワクチンの種類

A型肝炎の予防接種には、主に3つの種類があります。

・A型肝炎のみに対するワクチン
・A型肝炎、B型肝炎に対する混合ワクチン
・A型肝炎、腸チフスに対する混合ワクチン

自分に最も適しているワクチンはどれであるのか、主治医に相談してください。英国健康保険サービスでは、この3種類の予防接種がすべて無料で受けられます。

外国へ旅行する際には、事前に予防接種を受けることも計画しておくようにしましょう。最低でも出発する2~3週間前に投与を始めることが望ましいですが、必要に応じて出発する前の日まで受けることのできる予防接種もあります。

長期的な予防を必要とするのであれば、6~12週間後にさらにワクチンを投与することも推奨されることがあります。

A型肝炎ワクチンの副作用

A型肝炎ワクチンを投与された後、注射をした場所が硬くなったり、一時的な痛み、赤みを感じたりすることもあります。

痛みを生じない小さなしこりができることもありますが、これはすぐになくなるため心配には及びません。

それほど一般的なものではありませんが、副作用としては以下のようなものも見られることがあります。
・ごく僅かな発熱
・気分が悪くなる
・疲労感
・頭痛
・体調不良
・食欲不振

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