虫歯を予防し、赤ちゃんの歯を健康に保つ

赤ちゃんの歯のケア
歯を磨いてあげることは、赤ちゃんの歯のケアに欠かせませんが、単純に掃除して健康に保つことより、もっと大切なものがあります。赤ちゃんの歯を最高の形に保つための8つの方法があります。
1.ビタミンやミネラルが豊富な食品を作ってください
白い歯を作るためには、カルシウム、リン、フッ化物、その他のミネラルやビタミン(特にビタミンC)などの、防御壁が必要です。
2.砂糖をとらせないでください
完全に糖分をに避けることは難しいですが、 特に精糖(市販の歯固めのビスケットなどに含まれています。)や粘り気のある天然糖など(ドライフルーツなどに含まれる)は、できるだけ制限したいところです。お菓子は多くても1日に1、2回、食事と一緒に与えるようにしてください。
3.チーズを与えましょう
高炭水化物や甘いスナックを食べた後、赤ちゃんの歯を磨くことはできませんか?スライスチーズを与えましょう。カルシウムがを豊富に含んでいますし、スイスやチェダーのようなチーズは、唾液の産生を促します
4.スプーンをシェア(共有)しないでください
赤ちゃんの虫歯の原因は甘いスナック菓子や歯磨きが不十分、というだけではありません。もっとも大きな原因は唾液を介して親から子供(および子供の間)への感染です。
虫歯菌は口中の砂糖やその他の食物残骸を食べ、歯の中のカルシウムを分解して虫歯を引き起こす酸を生成します。虫歯の治療をたくさん受けてきたのであれば、赤ちゃんにも菌が伝播する可能性が高くなります。あなたの赤ちゃんと歯ブラシ、スプーンなど共有しないようにして、リスクを減らしてください。また、親自身が歯磨きやフロッシングもしていることを確認してください!
5.瓶の代わりにコップを使用してください
コップからで飲むことに慣らせておきましょう。マグマグ(蓋付きカップ)などで飲むと、液体が赤ちゃんの口や歯に溜まることがあり、虫歯につながる可能性があります。マグマグなどを使うのであれば、ストローと一緒に使うか、水や薄めたジュースを入れるようにしてください。
6.砂糖の入ったジュースを減らしてください
水で薄めたジュースを、お菓子や食事のときにだけ与えて下さい。お腹を満たすためだけでは与えないでください。
7.おしゃぶりのついた瓶をベッドに飲み物は置かないでください。
赤ちゃんは、近くに飲み物が常備されているほうが快適に感じるかもしれませんが、ベッドには置かないでください。乳首の部分を口に含んだまま寝てしまうと、滴り落ちる液体の滴が酸に分解して、歯を腐敗する可能性があります。たとえ今、大満足していたとしても、後になると取り除くのが難しくなるので、速めに禁止するようにしてください。