幼児の目に気を配るときに知っておきたいこと

幼児の目

幼児の目は、活気に満ち溢れているときもあれば寝ぼけ眼でとろんとしているときもあります。いずれにせよ、あなたは幼児のかわいい目から自分の目を離すことができません。目は彼らの身体の最も活発な部位なのです。目は常に彼らの周りの広大な世界を見て(学習して)います。だからこそ、幼児の目を最高の状態に保つ必要があるのです。

慎重に洗いましょう

幼児の目の周りの皮膚は極めて薄く敏感ですから、お顔を洗ってあげるときは特に優しくしなければなりません。お風呂の時間に幼児の目の周りを軽くこすってあげましょう(ごしごしは絶対にいけません)。幼児のまつげに乾燥した残留物がこびりついていることに気づいた(砂場で遊んだ後など)ら、柔らかい洗面用の布をぬるま湯で湿らせ、ごみを優しく取り除きましょう。(必要があれば、催涙作用の無いシャンプーも洗顔の過程で使って良いでしょう。)

幼児の目を検査することを忘れてはいけません

小児科医の「有意義な」診察を受けることが、幼児の目の健康に気を配ると言うことも含め様々な意味で大切です。子供が見ることに苦労しているのではないかと感じたら、小児科医に伝えましょう。もしかするとその子供は、他の子が同じ距離から見ることのできるものを、見ることができないのかもしれません。或いは、横目でみることや、寄り目になっていることが多いかもしれません。小児科医は幼児の目を検査してくれるでしょうし、必要であれば眼科医を紹介してより細かい検査を受けることを勧めるでしょう。

目を怪我から守りましょう

幸い、幼児の目やまぶたが傷つくような怪我は稀ですが、防止することが肝心なのです。家を子供にとって安全な環境にまだ作り変えていないのであれば、幼児の高さにある危険なもの、例えばコーヒーテーブルの角や壁から突き出ている棚の角がないか確認するのは今しかありません。可能なものは全てクッションをつけて、他にも目を突いてしまう可能性のあるもの(鉛筆、ペン、さお、棒や鋭い角のあるおもちゃ)は探し出して移動する必要があります。(こういった物は、車の中や子供が走り回ったり飛び回ったりする場所にあると特に危険です。)芝生を刈るときや工具を用いて破片が飛び散るような仕事を行うときは、幼児を必ず安全な場所に避難させるよう心がけましょう。また、家庭用クリーナーやそのほかの有害な物質は幼児の手の届かない場所に保管しましょう。幼児の目はこれらに触れただけで傷つき、損傷します。

幼児の目を太陽から守りましょう

幼児の敏感な肌に日焼け止めを塗ることに熱心なあなたは、幼児の目をUVから守ることも忘れてはいけません。太陽光に過度にさらされると子供は不快深いそうに目を細めますし、後々白内障にも発展しかねません。つばのひろいハットやベースボール・キャップ、或いは幼児用のシェードを与えましょう。大人用のサングラスに関しては、壊れにくく摩擦に強いレンズを持った99%UVA/UVBカットのものを探しましょう。

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