毎日の活動で、カロリーを消費しよう

日中の身体活動
ジムのランニングマシンで汗をかいて、カロリーを燃やすという考えを魅力に感じないのであれば、毎日の生活で少し身体を動かすだけで、たくさんカロリーを燃焼させることもできます。
「研究では、日中に身体活動をしている人は、1日300カロリーを余分に燃焼していることになる」と、アメリカ運動会の運動生理学者、ピート・マコール氏は述べています。 「12日間続けると、500グラム落とすことになる可能性もある」と主張しています。
「NEAT」でカロリーを燃焼させる
マッコール氏は、この余分に燃焼した300カロリーは、非運動性活動熱産生(NEAT)と呼ばれ、睡眠や食事、ジョギングやスポーツなどの身体活動をしていないときに費やすエネルギーとしています。
「NEAT」活動には、ウォーキングや自転車、パソコンへの入力、庭での作業、家の清掃などが含まれます。落ち着きがなく、そわそわすることですら、カロリー燃焼エンジンを活性化させる “NEAT”活動と考えられています。
これらの活動は、代謝率を高めることによってカロリーを燃やすのに効果的です。これは農業従事者や肉体労働者が、悠々自適な生活をおくっている人よりも、代謝率が高い傾向にある理由です。実際に、2人の全く同じ体格の人で比べてみると、NEAT活動をしている人のほうが、1日最大約2000キロカロリー多く消費する可能性がある、とされています。
“NEAT”カロリーは、とても簡単に、そしてすぐに実践できます
テキサス州オースティンのオースティン栄養士協会のキンバリー・ラムス氏、MS、RD、テキサス・ダイエット協会のメディア担当者と広報担当コーディネーターによると、体重70キロの人であれば、30分間で以下のようにカロリー数を燃焼させることができるとされています。
・落ち葉の掃除= 147キロカロリー
・ガーデニングまたは草刈り= 153キロカロリー
・移動(荷造り、梱包)= 191キロカロリー
・掃除機をかける= 119キロカロリー
・家の清掃= 102カロリー
・子供と遊ぶ(中程度の活動レベル)= 136キロカロリー
・芝生を刈る= 205キロカロリー
・散歩= 103キロカロリー
・座ってテレビを見る= 40カロリー
・自転車で通勤(道路が平面の場合)= 220キロカロリー
毎日少しずつカロリーを燃焼させよう
燃焼させるカロリーの量を増やそうとするならば、一日を通して「自発的な身体活動」増やすようにしてみてください。一番良いのは、座る時間を減らし、毎日のルーチンにカロリーを燃焼させるための活動を追加することです。
マコール氏は、1日を通してカロリー燃焼レベルを上げるために、以下を推奨しています
・電話や、電子メールで連絡をするのではなく、歩いて同僚の元に出向いてみる
・エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を利用する
・犬をより頻繁に散歩させる
・車を使うのではなく、歩いたり自転車に乗るようにする
歩数計を身につけるようにして、1日の歩数を計測するのも効果的です。一旦、自分の平均的な歩行数を把握したあとは、できるだけ高い目標を設定し、その目標に向けて毎日歩数をを追加するようにしてみてください。あなたは階段を上ったり、ベランダを掃き掃除したり、近くのお店に歩いていくなど、色んな方法が考えられることに築くでしょう。身体を動かす機会が増えれば増えるほど、動きたくなるものです。