幼児が薬を飲んでくれる7つの方法

幼児の服薬
幼児はどの子も薬を飲むのを嫌がります。しかし、お母さんはお母さんとしてやるべきことをやらなければなりません。幼児が薬を飲んでくれる確かな方法をお母さんが知ることが必要なのです。
幼児の健康と安全のためのアドバイス
幼児が具合が悪くなった時、子供の気分がよくなるように何でもやってあげたいと思うことでしょう。例えば、いつもより多く抱きしめたり、キスしたり、ベッドで一緒に横になってあげたり、またはお気に入りのビデオをみせてあげたりしたいとお母さんは思うでしょう。気分が良くなるための方法の一つとして、子供に薬を飲ませようと格闘することは、おそらくやりたくないことかもしれません。病気を治すために飲まなければならない薬を飲みたくないと子供が拒絶する時は、どうしたらよいのでしょうか。メリー・ポピンズの映画ではスプーン1杯の砂糖を与えることで、子供に薬を飲ませることができましたが、それ以外に子供に薬を飲ませる方法をお母さんは知りたいと思います。頑固な子供が薬を飲んでくれるようにする方法をこちらに紹介します。
・口に運ぶ方法を変えてみましょう。
これにより、薬を飲む可能性があります。子供が薬用スプーンにすでに鼻を向けているようであれば、薬用のスポイトで薬を与えてみましょう。プラスチック製のシリンジを薬局で頼むと入手できることがあるので、ノズルから液状の薬を出して飲ませることもできるかもしれません。または、小さなカップを使ってみたり、小さな子供が飲んでみたいと思うようなその他の計量器具等を利用してみてもよいでしょう。色々な器具を使って飲ませることで、薬だということから注意をそらすことができて、必要量の薬を飲ませることができます。
・中断しながら飲ませましょう。
1度に全量を飲ませようとせず、少量の薬を数回に分けて飲ませてみましょう。一度にゴクッと飲む必要がない場合、分けて飲ませるほうが飲み込みやすいはずです。もちろん、子供がこの方法は単に苦痛を長引かせるだけのものだと感じているようであれば、この方法は適切ではないかもしれません。
・薬とわからなくして飲ませましょう。
食べ物や飲み物に薬をこっそり混ぜて飲ませてもよいか、医師に聞いてみましょう。医師が問題ないとした場合、少量のアップルソース、アイスクリーム、フルーツジュースなどに混ぜてみましょう。(翻訳者注:薬局等で市販されているお薬服用ゼリー等、薬を飲ませるためのゼリーやチョコレートソースがあるのですが、薬によっては苦味が増したりして、飲まない場合もあります。ミルクに混ぜるのは通常NGで、その後ミルクが苦いので飲まなくなる可能性があります。)何かに薬を混ぜて飲ませる場合は、薬を全量服用するためには、混ぜた食べ物や飲み物を全量食べなくてはいけなくなることには注意しましょう。
味蕾は舌の中央前側に集中して存在しており、味を敏感に感じ取る場所を避けるには、舌の後部に薬を置いて飲ませることです。もしくは、後部歯茎と頬の間に薬を落とせば、味蕾との接触を最小限にしながら、簡単に喉に薬を流し込むことができます。この方法は、少しテクニックが必要で、かつ、適切な場所に薬を落とす間、子供を静かにさせておくために、誰かの協力が必要かもしれません。
・ご褒美を与えてみましょう。
子供は小さいですが、薬を飲んだことに対する特別な語法日を約束しましょう。ご褒美のシールや小さなアクセサリー等を約束すれば、子供は口を大きく開けてくれるかもしれません。
・自分の振る舞いに気をつけましょう。
幼児が嫌っているものを無理やり飲むようにさせていることに、罪悪感を感じていたとしても、そのことを謝罪しないようにしましょう。幼児が薬を飲むことが辛いことではないというシグナルとなるためです。お母さんの顔の表情を変えないでください。幼児が薬を飲むように仕向けている間、お母さんが険しい表情をしていると、そのことにより、幼児は自分が何か不快なことをしているのだと感じさせてしまう原因となります。
・子供の意見を聞いてみましょう。
もし可能であれば、薬の色や味を子供に選ばせる決定権を与えましょう。このことにより、薬を飲むという状況下で、子供にも決定権があると感じるさせることができます。
・子供が飲みやすい味がないか、薬剤師に都度確認してみましょう。