すぐに妊娠するための10のアドバイス

早期に妊娠をするために
赤ちゃんを欲しいと強く願う人は、妊娠できるのであれば、何でもしたい気持ちがあるでしょう。とはいっても、逆立ちを試したりする前に、早く妊娠するためにたくさん出来ることがあります。ただひとつの方法でうまくいくという保証はできませんが、以下の10のヒントは妊娠計画の中で役立つはずです。
ピルの服用は早めに辞める
ピルを服用しているのであれば、服用を辞めるのが早ければ早いほど、通常の生理サイクルに戻ることができます。ピルには通常、エストロゲンとプロゲステロンが含まれています。排卵を抑制したり、着床を妨ぐことによって妊娠しないようにします。したがって、再びホルモンを分泌させ、生理(医学的には月経というのが一般的です)が定期的に来るようにするためには、服用をやめてから数ヶ月かかることがあります。ピルを辞めるタイミングについては、医師に相談してみてください。妊娠できるようになるまでには、一般的には、3カ月ほどかかるとされています。
医師に相談する
赤ちゃんを作るために、何をすべきなのかをしっかり把握するため、医師に相談してみてください。例えば、妊娠には適していない薬を飲んでいないか、子供を作るための適正体重にあるか、などアドバイスをもらえるでしょう。また全身検査することで、甲状腺疾患や卵巣嚢胞などの妊娠を妨げる可能性のある慢性疾患を調べ、生殖能力に問題があれば特定することができます。すべての面で問題がなければ、安心して妊活ができるでしょう。
賢く運動する
身体が健康であるほうが、妊娠の確立の高くなることが、長年の研究で明らかになっています。エクササイズは、余分な体重を落とす効果があるだけでなく(肥満は、妊娠しにくくなる大きな原因の一つです。)、血圧を下げ、ストレスホルモンのコルチゾールレベルを下げ、生殖器官への血流を増加させる効果があります。だからといって、やりすぎは禁物です。他の研究では、エクササイズは太り過ぎ、または肥満の女性の妊娠を早めるために効果的にも関わらず、激しすぎる運動は、妊娠の妨げになる可能性があるとしています。なぜかというと、ランニングやサイクリングのようなペースが速い運動をしすぎると、生理周期が混乱させ、排卵が一時的に止めることすらあります。ただ一方で、妊娠にとって悪影響な肥満には効果的です。自分の運動が激しすぎるのか、それとももっと運動すべきなのか、そのバランスを知るために医師に相談し、そしてウィーキングなど負荷の少ない運動を試してみてください
最適な脂肪分を選び(パートナーも含む)
妊娠するためには、食事も重要です。結局のところ、ヘルシーな食生活は、子供を作るための燃料補給だけでなく、健康的な身体作りのためにも有効です。
しかし、妊娠をするためにはは、女性だけでなく男性の食生活を改善する必要があると、ご存知でしたか?ある研究によれば、オメガ3のような健康な脂肪は、精子の数を増やし運動性め高め、反対に飽和脂肪(ポテトチップやファストフードに見られる脂肪)は精子の大きさや形を妨害する可能性があります。ですので、パートナーにはハンバーガーのようなジャンクフードは控えて、サーモン、イワシ、野菜の葉物、クルミをなど取るようにしてもらい、精子を最高の状態にしてもらいましょう。
精子の量を増やすための食事
以下の食材を、パートナーの食事に取り入れるようにしましょう。
牡蠣
牡蠣に含まれる亜鉛は、精子とテストステロンの数を増やしてくれます。もしパートナーが牡蠣が好きでなければ、低脂肪の肉や鶏肉、乳製品、ナッツ、または卵からも亜鉛を摂取することができます。ただし、濃度の高さは牡蠣が一番です。
野菜と果物
野菜や果物にはビタミンが豊富に含まれており、精子を細胞の損傷から保護する役割を果たしてくれます。葉野菜からは葉酸を取ることもできます。 Bビタミンを十分にとっていない男性は、精子に染色体異常が見られる傾向があります。柑橘系の果物、トマト、ブドウ類には、精子の質を高めるビタミンCが豊富に含まれていますし、ニンジンや赤ピーマンには、精子の鈍化を防ぐビタミンAを含んでいます。または、葉酸、ビタミンA、ビタミンCのすべてが豊富なサツマイモもよいでしょう。
はちみつとザクロジュース
ハチミツはホウ素、テストステロンを増加させる可能性のあるミネラルを含み、ザクロジュースは精子の数と質を高めることがあります。
妊娠用のビタミン剤を摂る
妊婦用のビタミンは、ママにも将来の赤ちゃんのためにも良い保険です。研究によれば、
毎日栄養サプリは、死産のリスクが下がり、つわりの予防にもなるようです。このサプリの摂取が効果的なのは、妊娠してからだけではありません。最近では、出生前のマルチビタミンを服用していた不妊治療を受けている女性は、同じ治療を受けていて、葉酸のみを服用していた女性に比べ、2倍の妊娠率が高かったという調査結果があります。だからといって、かならず妊娠を保証するものではありませんが、摂取しておくに越したことはありません。
乳製品と鉄分を摂取する
妊婦用ビタミン剤以外では、カルシウムを摂る計画の一環として、全脂肪の乳製品を1日1回取るようにしてみてください。研究によると、全乳や高脂肪のチーズやアイスクリームを1日1回取ることで、排卵障害になる可能性が低下することが分かっています。ただし、あくまでも1日に1回に制限してください。そうでなければ、逆に食べ過ぎてしまいます。
また、研究では貧血の女性は生理が不規則になりやすいため、葉物野菜、豆類、低脂肪の肉など鉄分が豊富な食品を一日のうちの2食に取り入れましょう。
カフェインを控え、お酒を断つ
非常に多くの研究が、カフェインとアルコールの取りすぎは、妊娠率に悪影響を与えることを示しています。したがって、早く赤ちゃんを授かりたいのあれば、1日のカフェイン摂取量は200mgまでに制限してください。これは約2カップのコーヒーに相当します。 不妊治療を受けているのであれば、医者よりさらに摂取量を下げるよう指示があるかもしれません。そして、アルコールは一切控え、パートナーにも飲酒を減らすよう伝えてください。そして、言うまでもなく、ニコチンは控えてください。ニコチンは、卵子に大きな細胞障害を引き起こし、妊娠したら流産の機会を増やす可能性があります。
ラブローションは使わない
オイルベースの潤滑剤(マッサージオイルなど)は、子宮頸管粘液や腟内pHを変化させる可能性があるため、精子が卵子に到達するのをより困難にします。また唾液でさえも精子を殺してしまう可能性があります。
リラックスする
研究によると、極端なストレスは、ホルモンレベルを引き上げて子宮頸管粘液を減少させることにより、妊娠する機会を減らす可能性があります。仕事で負荷はできるだけ失くし、ヨガに行ってみたり、音楽を聞いたり、パートナーや気の許せる仲間と時間を過ごすことで、精神面を安定させるようにしてください。出産後は、自分の時間を持つ時間が、なかなか持てなくなります。