妊娠中の息切れについて知っておきたいこと

症状

妊娠中の息切れ

妊娠中に息切れになることが増えたという人は多いのではないでしょうか。妊娠中に息切れになりやすい原因と、その対処法についてまとめました。

深呼吸ができるなら、してみてください。妊娠が進行すると、少し体を動かしただけでも息切れを起こすようになるでしょう。でも、心配しないでください。妊娠中の息切れはごく自然なことで、あなたにも赤ちゃんにとっても何も問題はありません。

原因は?

妊娠中期になると、赤ちゃんにもっと酸素がいくように、呼吸の回数を増やし、深く息を吸うように、妊娠ホルモンが脳に伝達します。また、妊娠ホルモンによって、気道の毛細血管が膨れ、肺や気管支のまわりの筋肉がリラックスするため、冷たい空気を吸っているような感覚に陥ります。31週あたりの妊娠後期になると、赤ちゃんの成長によって子宮が大きくなり、肺が圧迫されるため、息をしたときに肺が十分に膨らみません。そのため、階段を一階上っただけでフルマラソンを完走したのではないかと思ってしまうほど息切れしてしまうのです。

知っておいたほうがいいこと

妊娠が進むと、子宮がどんどん大きくなり、赤ちゃんのための場所を作るために、肺をはじめ周りの臓器がどんどん圧迫されます。お母さんには息切れをしやすくなりますが、赤ちゃんは胎盤から十分な酸素を吸収しているため、安全です。出産の直前になると、赤ちゃんが骨盤のあたりまで下がってくるので、肺に感じていた圧迫感が軽減され、息切れを感じにくくなるかもしれません。そのころには、体重が重いということが息切れの原因になってしまうこともあります。

息切れは、鉄分不足が原因で起こることもありますので、その可能性がないかどうか、医者に検査してもらってください。なお、妊娠中に激しい息切れを起こす場合は注意が必要です。唇や指先が青くなる、胸が痛む、脈拍が速い、咳がずっと続いている場合などは、すぐに医者に連絡してください。また、ぜんそくを持っていて妊娠している場合も、医者に相談してください。

妊娠中の息切れの対処法

・できる限りまっすぐ立つようにしてみてください。正しい姿勢でいることで、肺に入る空気の量が増えるので、多少呼吸がしやすくなります。
・左を下にして寝るようにしてください。
・日常生活を問題なく過ごすことができ、妊娠中の運動を続けられる状態であっても、無理は禁物です。たまには休むことも忘れないでください。

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