子供の眼感染症や怪我に対処する方法とは

子供の目について
目を突いて治療をすることから不快な子供の目やにに至るまで、子供の眼鏡に時々特別な注意を払う必要があるでしょう。ここでは子供の眼感染症のサインを発見する方法、そして一般的な病気について何をすればよいのかについて紹介します。
子供の眼感染症
子供を安全で健康に保とうと最善の努力をしていても、子供の眼感染症や怪我を永遠に予防し続けることはできません。しかし、調べるべきこと(特に子供の目やに)やほとんどの場合軽度な病気や出来事の対処法について知っておくことで、子供の目を早く元通りに治せるようになるかもしれません。
一般的な症状
間違いなく、子供の目やには何か不都合がある(そして大抵その何かとは眼感染症である)ことの絶対確実なサインです。この不快な目やには以下のようなことを意味している可能性があります。
・はやり目(結膜炎):この非常に伝染しやすいまぶたの皮膜の感染症は、白目をピンク色に変え、黄色っぽいあるいは緑がかった目やにができることもよくあります。自分のお子さんが子供によく起こるこの眼感染症にかかったかもしれないと思ったら、できるだけ早い内に小児科医の診察を受けましょう。原因が細菌性のものだった場合、医者は点眼薬を処方すると思いますが、この薬によって症状はとても早く治ります。ウイルス性のタイプのはやり目は自然に治りますが、お子さんのはやり目がどのタイプであるかの違いを見分けることができるのは医者だけです。
・鼻涙管閉塞:矛盾しているように思えますが、閉塞による症状は、実際には涙が多く出たり、目やにが出ることです。子供の眼感染症はとがめるべきことかもしれませんが、原因が何であれ、この症状は大抵の場合簡単に治療することができるので、小児科医に連絡するようにしましょう。
・ものもらい:お子さんにまぶたの縁の近くに赤いものやにきびのようなものを見つけたとすれば、それはにきびではなくものもらいである可能性が高いです。このような小さな吹き出物は痛みを伴う可能性がありますが、特に害のあるものではありません。ものもらいは自然に治りますが、治るまでは、お子さんの目を閉じさせてそこに温めたタオルを1度に数分間当ててあげることで、痛みを和らげてあげることができるでしょう(ものもらいはつぶさないようにしましょう)。お子さんがとても苦しんでいる場合には、痛みを和らげるためにパラセタモールを投与してもらえないかどうか、小児科医に相談してみましょう。また、1週間経ってもお子さんの目にまだものもらいが残っている場合や、赤みや腫れがお子さんの頬まで広がっている場合には、必ず医者に常にお子さんの状態について報告するようにしましょう。
よくある怪我
動き回らずにはいられないような元気いっぱいの子供たちは、軽い怪我や事故にとても遭いやすいです。ここではお子さんが経験する可能性のある目の怪我について説明します。
・目に異物が入る:異物が入ることになった原因が大きいもの(例えば、積み木や本)である時には、目に傷がついたり涙が出たりする可能性が高いですが、その原因が小さいものである場合には、その症状はいくぶん分かりづらいものになるでしょう。例えば、涙が多く出ることや、子供が指で目をこすることなどです。お子さんにこのような症状のいずれかが見られた場合、あるいはお子さんが目が痛いと言っている場合には、明るい灯り(あるいは日光)の下にお子さんを座らせ、目を大きく開かせて隅から隅まで観察しましょう。虫や砂の粒、一片の泥などの何かしらを見つけた時には、常温の清潔な水でそれを洗い流しましょう。もしうまくいかなかったら、上のまぶたを上に、下のまぶたを下に優しく引っ張って数分間広げ、涙を流して異物を目の外に出させるようにしてみましょう。それもうまくいかなかった場合には、小児科医や救急専門外来で診察を受けることになるかもしれません。自分でお子さんの異物を取り出そうと試みるよりも、それを仕事としている専門医に処置をしてもらう方がよりよいでしょう。
・打撲傷:子供は間違いなく夜中に(そして日中も)奇妙な音を立てます。彼らは忙しなく何かに飛び込んだり、何かにぶつかったりしているからです。それによって目の周りに打撲傷を負ったり、青あざができてしまうかもしれません。傷ついた場所に冷却パックや氷をくるんだタオルを当てることによって、痛みを和らげ、腫れを最小限にとどめることができます。ただし、眼球の場合には優しく扱うようにしましょう。眼球を圧迫してはいけません。事故が軽いものではなかった場合や青あざができてしまった場合には、小児科医に連絡をしましょう。医者が目自体に損傷がないか確認できるように、診療所へ行く必要があるかもしれません。白目や瞳孔に血が見えた場合や鼻血が出ている場合には、病院へ行ったほうがいいでしょう。
・角膜剥離:子供の目の透明な外層(角膜)に傷がつくことです。その原因としては、おもちゃ、低いところにぶら下がっている枝、あるいはきょうだいの爪が目に当たったりすることなどが考えられます。見た目だけでは見分けがつかないかもしれませんが、角膜剥離は非常に痛む可能性があります。そのため、お子さんが目がとても痛いと行っている場合には、小児科医にパラセタモールの投与をお願いしてみましょう(感染症を予防する抗生物質を処方されることもあるかもしれません)。幸い、この傷は1日か2日で自然に治ります。
・化学製品との接触:お子さんが何かしらの化学製品を目に入れてしまった場合には、生温い水で最低でも15分間お子さんの目を洗いましょう。洗い流したものが無傷な方の目に絶対に触れないように気をつけてください。