中年太りに打ち勝つ為の方法について

その他

更年期と体重

Julie Thompsonさんの体重は更年期を境に増え始めましたが、彼女は健康的な食事と運動によって、服のサイズを18から10にまで落とすことに成功しました。

更年期が始まった42歳のとき、彼女は自分の服のサイズに満足していたし、体重も63.5キロと至って健康的でした。
しかし、東ヨークシャーに夫と幼い息子と一緒に住んでいた彼女は、だんだんと自分の体重が増えていることに気がついたのです。
「大きいサイズの服を買わないといけなくなっていたし、更年期でうつになっていた私は、食べることで満足感を得ようとしていました。」
結果的に2006年の頭には、Julieの体重は79キロにまで増えていました。
そんな彼女に転機が訪れたのは2006年の2月に健康診断を受けたときのことです。JulieはBMI30で医学的な肥満に相当し、さらに2型糖尿病や発作といった病気のリスクが高い、と医者から診断されたのです。
「それはかなり衝撃的でした。」と、彼女は思い返します。「私には8歳の息子がいるのですが、彼が大人になるのを見届けたい、と思ったのです。」

ダイエット教室

行動を起こすことに決めたJulieは、地元にダイエット教室を見つけました。そこでは毎週アドバイスやディスカッション、体重測定会などがありました。
「1つとても役に立った早期セッションが、習慣検査でした。私たちはそこで、太る原因となるような小さな習慣について、1つずつ見ていきました。それで気付いたのが、私はいつも他人を優先していて、自分が運動したりする時間を確保できていなかった、ということです。」
「みんなもちろんダイエットがカロリーの摂取量を減らして、もっとたくさん運動することだと知っています。でもあの教室で、やっと私はそれを実現できるような精神状態になることが出来たのです。」
Julieは教室で、すべての食べ物にそれぞれポイントが設定されるという、独自のポイント制度を実践しました。ほとんどの新鮮な野菜は0ポイントで、レストランのチキンカレーは24ポイントに相当するといった具合です。
日々のポイント制限が年齢、性別、サイズ、身体活動レベルに応じて算出され、Julieの場合は22ポイントでした。
最初の週、Julieは1.5キロ落としました。7週目までには、約6キロ落とすことに成功しました。「ポイント制を遵守するためにはいくつかの規則が必要でしたが、私の決意は固かったので、それほど苦労しませんでした。あと低カロリーの食事でおなかが満たされるような作戦も立てました。」
「わりと早い時期から見た目についてほめられるようになりましたが、これは本当にやる気が出ました。体力もついてきたので、一緒にRace for Lifeというイギリスのガン調査のための5キロレースに出ないかと友人に誘われたときには、その誘いを受けました。」
その後も教室に参加し続け、現在彼女は61キロにまで減量することに成功し、BMIも21とすこぶる健康的です。
「家族でカヤックや屋内ウォールクライミング、乗馬をしてきました。以前だったら体重のせいで絶対出来なかったようなことばかりです。」
「近頃こう思うのです、やせれば何でも出来る、と。」

Julieのアドバイス

Julieが実践していた、いくつかのコツを紹介します。
・低カロリーな食事でお腹を満たしましょう。彼女は缶詰のトマト、にんじん、ズッキーニ、水とタバスコで「0ポイントスープ」を作っていました。
・毎晩のご褒美のためにカロリーの余地を少しだけ残しておきましょう。彼女の場合は少量のチョコレートでした。
・服のサイズが落ちるたびに、新しく体に合うものを購入しましょう。ほめてもらうことがモチベーションにつながります。

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