赤ちゃんにはじめて食べさせるのは何がベスト?

赤ちゃんの食事
ステーキ、ロブスター、ティラミスetc…ご馳走はたくさんありますが、固体食を始めようとしている赤ちゃんにとって最良の選択肢は、何よりもシンプルで健康的な食べ物になります。
いよいよ、赤ちゃんが食事を始める時が来ました。メニューは無数にあれど、赤ちゃんがはじめて食べる食べ物は、質感がなめらかで、スプーンからするりとこぼれ落ちる物です。
自分で食べ物を準備する場合は、よく濾し、ピューレ状にしたり、細かくすり潰し、必要であれば液体で薄めてください。
赤ちゃんの食事経験が増えるにつれ(平均して生後6〜7ヶ月)、水分を徐々に減らします。また、アレルギーがないことを確認するため、3~5日に1度、新しい食品を1つ食べさせてください。
以下にスタートに適した3つの食べ物と、固形食を始めるためのヒントを紹介します。
穀物
長い間、赤ちゃん用のシリアルは固形食のスタートとして最高の食物と考えられてきました。しかし、アメリカ小児科学会は、消化しやすい食品を推奨し、シリアルで固形食を始めるなら、単一種のタイプ(米、大麦、オートムギ)を選び、アレルギーの可能性があるため、小麦のシリアルは避けてください。
少量のシリアルをミルクや母乳、水と混ぜ、クリーム状のスープにします。バナナやリンゴジャムやジュースを加えて甘くしないでください。甘さで食欲を出そうと考えれば、赤ちゃんは甘いだけを欲しがるようになります。
野菜
野菜は、健康に良く、栄養価が高く、アレルギーを引き起こしません。サツマイモやニンジンなど、黄色系の野菜から始め、それから、風味の強いエンドウ豆やインゲンといった緑系の野菜を食べさせます。
赤ちゃんが拒否しても、翌日、その次の日も試してみてください。4〜5回以上拒否してやっと食べる赤ちゃんは珍しくないので、根気が大切です。
果物
おいしくて、消化しやすい果物は、細かくすり潰したバナナやすり潰して煮たりんご、桃、梨などが挙げられます。