赤ちゃんの遊びの1つ、いないいないばあをする

いないいないばあについて
赤ちゃんと一緒に遊ぶ最もよい方法をお探しですか?いないいないばあはお馴染みの遊びだと思いますが、今まで発明された赤ちゃんのための遊びの中で最高のもののひとつです。それはなぜでしょうか?いないいないばあは赤ちゃんの感覚を刺激し、粗大運動スキルを形成し、ユーモアのセンスも刺激するのです。さらに、いないいないばあによって対象の永続性を教えることもできます。これは、何かを見ることができなくても、その何かは実在しているのだという考えです。
いついないいないばあをするべきか
対象の永続性は、5ヶ月になるまでに発達しますが、生まれたばかりの赤ちゃんや歩き始めた赤ちゃんなど、いくつの赤ちゃんでもいないいないばあをすることは大好きです。
赤ちゃんにどうやっていないいないばあを教えるか
赤ちゃんが起きて意識のしっかりしているときならほとんどいつでも、いないいないばあや他の一緒に行う遊び(「こぶたちゃん市場へ行った」「いたちがぴょんと跳ねた」「手をたたきましょう」など)を行うのに効果的です。実際のところ、赤ちゃんがいないいないばあのような視覚の発達、粗大運動を用いた遊びや社会的相互作用を組み合わせた遊びをして練習をすればするほど、赤ちゃんの脳の成長にもよりよい効果があるのです。
新生児には、顔を両手で覆うことによるいないいないばあで遊んであげましょう。新生児は表情に興味をそそられますし、自分のかわいい赤ちゃんが世界中のどんなものよりも自分の顔を一番に見てくれるでしょう。赤ちゃんが成長し、遊びに「参加」できるようになったら、いないいないばあにもいろいろなバリエーションを加えてみましょう。お気に入りのおもちゃを枕やブランケットの後ろに隠し、赤ちゃんにそれを探させ、それから大げさに隠した場所を明かします。あるいは、ブランケットの下に外から少し見えるようにおもちゃを隠し、赤ちゃんが自分でそれを見つけられるかどうか観察してみましょう。もし見つけられたら、にっこり笑いながら大きな声で「いないいないばあ」と言って褒めてあげましょう。
新生児はすぐに困惑していまうので、赤ちゃんからの合図をよく見ておきましょう。赤ちゃんが自分の顔を横に向けたり、母親の「ばあ!」という声に飛び上がるほど驚いた場合には、休憩をとって後でもう一度やってみましょう。
心配すべきではないこと
赤ちゃんは一般的に、対象の永続性を理解してくるのと同じ頃に、自分の気に入ったものに対する強いひいきを示すようになります。多くの赤ちゃんが5ヶ月ごろに分離不安と人見知りをするようになるということは偶然の一致ではないのです。この頃になると、物体認識や対象の永続性の両方が赤ちゃんの脳内で合致し始めます。新生児は祖母が抱っこしようとするといつでも突然泣き始めたかもしれませんが、この時期の赤ちゃんは祖父母のもとを訪れて抱っこされても心地よさそうに横たわっているのです。これは一個人に限ったものではないということを祖父母に伝えて安心させてあげてください。これは分離不安という対象の永続性に対して自然に起こる対照的な現象なのです。
次に起こること
手と目の協調がより発達すると、赤ちゃんはパタケーキで遊べるようになります。そしてそこからすぐに、落書きをしたりボールで遊んだりできるようになります。