血尿についての基礎知識〜症状、原因〜

症状

血尿とは?

血尿とは、尿中に血液が含まれていることを言います。血尿には以下のような2つの種類があります。
・肉眼的血尿:尿中の血液を目で見て確認することができる
・顕微鏡的血尿:尿中の血液を目で確認することはできないが、顕微鏡では見ることができる

尿路とは?

尿路とは、廃棄物や余計な水分を排除するための身体の排水装置です。尿路には以下のものが含まれます。
・2つの腎臓
・2本の尿管
・膀胱
・尿道

腎臓は豆の形をした2つの臓器で、どちらも握りこぶしほどの大きさです。腎臓は胸郭の真下に位置していて、背骨の両側にあります。毎日、腎臓はおよそ130~150ℓの血液をろ過し、およそ1~2ℓの尿を生成しています。尿は廃棄物や余計な水分からできています。子供の生成する尿の量は大人よりも少ないです。尿は尿管と呼ばれる管を通して腎臓から膀胱まで流れていきます。膀胱は排尿によって放出するまで尿を蓄えます。膀胱が空になる時には、尿道と呼ばれる暴行の最低部にある管を通して尿が身体の外へ排出されます。

血尿を引き起こすものとは?

尿中に血液が含まれるという症状を引き起こす理由には、以下のようなものがあります。
・膀胱、腎臓、前立腺内での感染
・外傷
・激しい運動
・肝炎(肝臓疾患や肝臓での炎症を引き起こすウイルス)などのウイルス疾患
・性行為
・月経
・子宮内膜症(通常子宮を覆っている組織のようなものが、膀胱などの別の場所で発達してしまう時に起こる女性の病気)

血尿のより深刻な原因としては、以下のようなものがあります。
・腎臓、尿道、膀胱、前立腺の炎症
・血友病などの血液凝固障害
・鎌状赤血球症(身体が以上な形をした赤血球を生成してしまう遺伝子疾患)
・腎囊胞(たくさんの囊胞が腎臓で発達してしまう遺伝子疾患)

血尿になりやすい人とは?

以下のような人は血尿になりやすいかもしれません。
・前立腺が大きい
・尿石がある
・血液希釈剤、アスピリンやその他の鎮痛剤、抗生物質などの特定の薬剤を服用している
・長距離走などの激しい運動をしている
・レンサ球菌や肝炎などの細菌感染、ウイルス感染をしている
・家系に腎臓病になった人がいる
・一つあるいはそれ以上の器官に影響する病気や症状を抱えている

血尿の症状とは?

重度の血尿である人は尿がピンク、赤、あるいは茶色になります。尿中の少量の血液でさえも尿の色を変化させてしまいます。多くの場合、重度の血尿である人にはその他のサインや症状は見られません。血餅を含む重度の血尿である人は、膀胱や背中に痛みを感じる可能性があります。

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