健康増進のための運動について〜水泳〜

水泳について
水泳はオールラウンドなエクササイズです。もしも、もっと運動をしたくて健康でい続けたいのであれば、年齢や能力を問わずにできる理想の運動です。
定期的な水泳を行うと、心臓病、2型糖尿病、脳卒中等の慢性疾患のリスクを削減することができます。水泳は気分を明るくし、体重を管理することもできます。
水泳は人命を救うこともできる、一生物のスキルです。泳げない場合でも、泳ぎを学ぶには遅すぎるということはありません。
スポーツセンター等の水泳ができるプール施設では、様々なクラスがあり、女性だけの水泳クラス、親子水泳クラス、年齢別の水泳クラス等があります。
ここでは、水泳を全ての年齢の初心者に楽しく安全に始めてもらい、水泳を続けてもらうための情報をご紹介します。
水泳を始める前に
溺れるのではないかと考えてしまい、水を恐れたり、パニックになっても心配しないでください。初心者レッスンでは水の中にいることの自信をつけることに比重が置かれています。
水着だけが必要なものです。水着が快適に着れて、きちんとフィットするか確認しましょう。
なるべく体を露出させたくないのであれば、プールでレギンズやぴったりとした長袖Tシャツ等を着ることを許可していることが多いので確認しましょう。
水中ゴーグルを着用してもよいでしょう。プールの水に含まれている塩素からの刺激から目を守り、水中を見ることができるます。
ほとんどの人にとって、水泳は安全で効果的なエクササイズの方法です。今の健康状態が心配な場合は、水泳を始める前に医師に相談しましょう。
水泳を始める
水泳を始めるのに最適な場所は、近所の自治体のプールです。年齢別、レベル別、女性のみのクラス等タイムテーブルや費用などの情報を探すことができるでしょう。
ほとんどのプールでは、成人の初心者クラスがあり、水に対する自信をつけ、ストロークの改善に重点をおいています。
初心者クラスがあるかどうかよくわからない場合は、見学させてもらい、自分にあっているかどうかを確認したり、インストラクターと話をしてみましょう。
プールでの、中度から強強度の30分間の水泳は、推奨される自分の運動量の目標に合わせて週1-2日行うとよいでしょう。
しかし、水泳をすること自体がよいことなので、ほんの少し泳ぐことでも健康上、精神上で大きな違いをもたらすこととなることでしょう。
モチベーションを持ち続ける
水泳を趣味にする
仕事に行く前、仕事後、または週末等、プールに行く時間を毎週空けましょう。週間予定に書き込んでおけば、すでに決まった予定として組み込むことができます。年間プールパスがあれば購入を検討しましょう。お金の節約となり、プールに頻繁に行くことができるようになります。
子供を連れて行く
水泳は家族一緒に楽しむことができるものです。水の中で泡をブクブクさせる等、子供たちが興味を持ち続ける方法が沢山あります。
友達と泳ぐ
定期的に水泳にいくには、友達と一緒に行くことが役立ちます。プールをさぼりたいという時にはお互いを励まし合うことができます。水泳仲間をがっかりさせたくないと思うため、モチベーションを持ち続けることに役立ちます。
水泳だけではなく、水を使った他のエクササイズもしてみる
水泳プールは、泳がずにアクアフィットネス等をする人たちにとっても、素晴らしい遊び場兼ジムです。水泳を学ぶことで、こうした水を利用した新しいアクティビティを知ることができます。
水泳クラブに入る
水泳を楽しんでおり、もっと泳ぎたいようであれば、水泳クラブに入ることを検討してみてください。水泳クラブに入れば、新しい友達を作ることができ、水泳技術を向上させ、定期的なエクササイズをするためのモチベーションになります。多くの水泳クラブでは、プールだけではなく、小旅行に行ったり、食事に行ったり、楽しい交流アクティビティがあります。
海や川等で泳ぐ
泳げるようになった人にとっては、世界はプールだけではなく泳ぐ機会が沢山あります。例えば、川、湖、海等です。自然の海や川で泳ぐことは楽しいことですが、必要な安全上の注意は守りましょう。
一人で泳ぐことはやめましょう。水泳計画をきちんと立てましょう。水温、入水、出水地点、潮の満ち引き、天候、水質を確認しましょう。