前駆陣痛についての基礎知識〜原因、対策〜

その他

前駆陣痛について

陣痛はどのように始まるのでしょうか。練習あるのみです。まだ赤ちゃんを迎える準備ができていないかもしれませんが、身体は確かに出産に向けて準備を整えています。そして、子宮の緊張を感じるたびにこのことを思い出します。

前駆陣痛とは?

前駆陣痛とは、本陣痛の予行練習のようなものです。子宮の筋肉は、近い将来の出産に備えて収縮しています。本陣痛と区別するのは難しいかもしれませんが、前駆陣痛は分娩にはつながらないことを覚えておいてください。

前駆陣痛の原因は?

妊娠ホルモンの働きが強くなり、出産のプロセスを開始するように、非常にゆっくりですが、身体にメッセージを送っています。

前駆陣痛はいつ始まりますか?

妊娠20週を過ぎたら、いつ始まってもおかしくありません。時間の経過につれて顕著になり、妊娠32週から出産までは強くなります。

前駆陣痛はどのような感じですか?

前駆陣痛は、痛みを伴わない締め付けで始まります。それは、子宮の筋肉の上部から始まり、下方まで広がります。前駆陣痛は腹部に痛みやねじ曲がったような感覚を引き起こします。出産予定日が近づくと、前駆陣痛は頻繁に起こるようになり、強くなります。

初産婦は、経産婦ほど前駆陣痛に気づかず、あまりあるいはまったく感じないことが多いですが、初産婦でも時々気づく人もいます。

前駆陣痛と本陣痛

・前駆陣痛は不規則に起こります。通常、約15~30秒、時には2分程度続き、体勢を変えると治まるはずです。

・本陣痛は、比較的規則的で、出産が近づくにつれて、より強く、長く、間隔が短くなります。通常、約30~70秒続き、体勢を変えても痛みは和らぎません。本陣痛は、おしるしのような他の一般的な出産兆候を伴います。おしるしとは、ピンク色がかっていたり血が混じったおりもののことです。

いつ病院に行くべきですか?

陣痛の頻繁が上がって激しくなり、1時間に4回以上感じるようになったら、本陣痛かもしれません。すぐに医者に電話してください。特に、妊娠37週より前の場合、早期陣痛の可能性があります。

痛みが激しい場合や、おりものの状態がいつもと違う場合は、必ず医者に連絡してください。

前駆陣痛の対策

・しっかり水分をとる。わずかな脱水でも、収縮の原因になります。

・動く。収縮で苦しいときは体勢を変えてみてください。座っている場合は立ってください。その逆もあります。

・視覚化する。出産準備教室で学んだ呼吸法や視覚化を練習する機会として、収縮を利用してください。パートナーが近くにいる場合は、一緒に練習してもらいましょう。

関連記事一覧