なぜ月経が始まらないのか〜月経について〜

その他

月経について

女子は通常、10歳~16歳の間で月経が始まります。ほとんどの女子は12歳ごろに初潮を迎えます。

しかしすべての人は異なるペースで成長するので、月経が始まる年齢に正しいものも間違ったものもないのです。

月経は、自分の身体の準備が整ったときに始まります。これは通常、第二次性徴期の最初の兆しがあってからおよそ2年後です。女子の場合、第二次性徴期の最初のサインは胸が発達し始めたり、陰毛が生え始めたりすることである場合が多いです。

いつ医師の診察を受けるべきか

16歳になるまでに月経が始まらない場合は、医師の診察を受けるべきです。医師はあなたが正常の第二次性徴期の過程にあるのかを診察してくれます。

14歳までに第二次性徴の兆しが何も見られない場合も、医師の診察を受けるといいでしょう。

「成り行きを見守りましょう」とだけアドバイスされるかもしれません。多くの場合、月経は18歳になるまでに自然に始まります。

医師は、いくつかの異なるホルモンの値を調べるために、血液検査を受けることを勧めるかもしれません。

専門家(たいていの場合、女性の健康の専門家である産婦人科医)を紹介されるかもしれません。彼らは原因の特定を試み、何らかの適切な治療法を推奨することができるでしょう。

月経が始まらないことに関して考えられる原因

月経が始まらないことの医学的名称は原発性無月経といいます。

月経が始まらない原因としては、以下のものが考えられます。
・発達の自然な遅れ:これは時として家系の問題でもあります。つまり、あなたの母親や姉の月経が始まるのが遅かった場合、これが自分の初潮が遅れていることの原因に十分なり得るということです。
・ホルモンバランスが安定していない
・標準体重に達していない
・運動のしすぎ:これは運動競技、体操、ダンスをたくさんしている女子に影響することがあります。
・摂食障害
・重度のストレス
・妊娠:卵巣は月経が始まる数ヶ月前から排卵を始めることができるため、初潮を迎える前に妊娠する可能性があります。
・卵巣、子宮、膣に問題がある

始まっていない月経に対する治療はあるのか

治療法があるかないかは、その原因が何であるかによります。

ホルモンバランスの崩れが原因である場合、ホルモン療法が推奨されるかもしれません。

根本的な原因が摂食障害である場合、治療と食事へのアドバイスの組み合わせが含まれることがあります。

運動のしすぎが原因であると考えられる場合、運動量を減らすことを提案されるかもしれませんし、標準体重に達していない場合、カロリーの摂取量を増やすことを推奨されるかもしれません。

月経が来ないことの根本的な原因が治療可能である場合、NHSの治療を受けたり、自分にとってこのことが何を意味しているのかについて折り合いをつけるために、カウンセリングを受けることができます。

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