赤ちゃんのはいはいが安全になるために

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はいはいについて

Q:「うちの娘ははいはいを始めたばかりなんです。覚えておくべき安全に関する助言などはありますか?」

おめでとうございます。そして赤ちゃん時代の新たな段階へようこそ!お母さんの赤ちゃんが4つの手足の動きをマスターした今、赤ちゃんは彼女の世界を探検し、好奇心をそそられ、技術を向上させる運動(お母さんに向かってボールを持ってきてと泣くのではなくにのめりこみ向かっていくなど)にのめりこんでいるのです。しかし赤ちゃんの新発見の可動性に伴い、誤って危ないところ(コンセントや猫のトイレなど)に向かってはいはいしてしまう可能性もあります。ですから今こそはいはいの安全性について考え始めましょう。これらの方策で、お子さんができるだけぶつかったり傷をつくったりしないようにはいはいができるようになるでしょう。

赤ちゃんにとって安全な環境を整えましょう。家を赤ちゃんにとって安全な場所にできていませんか?いまこそ真剣に赤ちゃんの安全を考える時なのです。

以下、はいはいを安全にするための基本をいくつか紹介します。

赤ちゃんの通り道から電気コードや窓のひもをどけましょう。コンセントをふさぎましょう。危険なもの(毒物、薬、鋭利なもの、こわれやすいものなどを考えてみてください)が入っている戸棚を閉め、赤ちゃんの口にちょうどおさまったり首がしまったりしそうなものを床からどけましょう(赤ちゃんは手に触れたものをなんでも口にしてしまうでしょうから!)。
(お風呂のような)危険な場所は部屋や場所の入り口に安全ゲートを設けるかドアを閉めっぱなしにして区切りましょう。
もし家が何階建てにもなっていたら、階段のてっぺんと一番下にゲートをつくりましょう。こうすれば赤ちゃんは一番下からは上ることができずひっくり返ります(赤ちゃんがはいはいを下のほうの階段で練習する機会があるでしょうから、お母さんは下の門を階段を数段あがったところに作りたいかもしれませんが)。
ふたりではいはいしましょう。赤ちゃんが世界を見ているその眺めを理解し、赤ちゃんが遭遇するかもしれない潜在的な危険(たとえ赤ちゃんに証明させてしまったとしても)を見るには地面に寝そべって赤ちゃんと一緒にはいはいすることです。長いこと忘れていた首が絞まる危険性を秘めているものに肘掛け椅子のしたで気づいたり、コーヒーテーブルの角が思っていたよりも鋭い、といったことに気づくかもしれません。赤ちゃんと一緒にはいはいすることで赤ちゃんにはいはいを安全にする方法を教えるチャンスをつかむことができます。つまり触っていいものとよくないもの、などです。赤ちゃんに犬のお皿でごはんを食べるのはだめだがキッチンの棚のタッパーで遊ぶのはよいと教えるのには時間がかかるかもしれません。何度も繰り返せば、赤ちゃんも理解してくれるでしょう。

遊び場(と床)を水平にしましょう。木の床にはとげ、爪、その他の鋭いものがないようにし、赤ちゃんがはいはいするのに滑らかな表面であるようにしましょう。もしおうちにカーペットがたくさん敷いた場所がないなら、滑り防止の敷物かフロアマット(赤ちゃん用品屋さんでカラフルなものを見つけられるでしょう)を買って赤ちゃんが柔らかな表面上ではいはいできる機会をあげて、繊細なひざに傷がつかないようにしてあげましょう。

成功の鍵は服装です。お母さんは赤ちゃんがフリルのついたドレスとスカートをはいているのを見るのがお好きかもしれませんが、こうした女の子らしい衣装ははいはいの速度を遅らせ、あかちゃんをいらいらさせてしまいます。しかし格好をはいはいの安全に対して二の次にすることはありません。暖かい気候なら、単純に赤ちゃんに(ひざを守るものがよりよいです)快適なパンツか軽量のレギンスをはかせてあげましょう(もし赤ちゃんが夏場に半ズボンで動き回って、赤ちゃんの脚を守る必要性を感じるなら、ひざパッドを買うこともできますよ)。男の赤ちゃんの場合は、パンツがぶかぶかすぎないか、ひざにしわがよって動きを阻害していないかを確認してあげてくださいね。

しっかり見張っていましょう。家でどんなにはいはいの安全について予防措置をとっていても、いたずらをしたり傷ついたりしないか、はいはい初心者の赤ちゃんをまだ見張っている必要があります。赤ちゃんが安全な状態で目をそらしてよい唯一のときは赤ちゃんがベビーベッドにいるときや遊び場にいるときです。そしてお母さんが家にいないとき、赤ちゃんは新しい環境を探検するのに興味津津で、お母さんには赤ちゃんを監視する寝ずの番が必要になるかもしれないということも覚えておいてくださいね!

幸せな(そして安全な)探検を!

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