1日ほんの数分で肌をツルツルにする方法

女性の肌について

女性の肌は、男性の肌よりも柔らかいです。しかし、女性の肌は服の摩擦により炎症を起こしやすいものです。熱すぎるお湯や洗浄力の強い石鹸により、肌が乾燥しやすく、また年齢とともに乾燥しやすくひび割れやすくなります。幸いなことに、加齢によって奪われた肌の柔らかさは、石鹸や保湿剤で修復することが可能です。

最新のフェイシャル製品に含まれる成分である、ペプチド、レチノール、セラミドなどの脂肪酸は、ボディクリームや保湿剤にも使用されています。このような顔や手のようなデリケートで薄い肌用に作られたものと、体の厚い皮膚の部分のために作られた製品は違います。このため、体用の場合は体用に作られたものを探すことが重要です。

女性用の石鹸やボディ用洗浄剤について

デオドラント・ソープや洗浄力の強い固形石鹸は汚れを肌から取り去ります。しかし、肌の油分も取ってしまうため、炎症や肌の痒みが出ることがあります。
皮膚科医は保湿石鹸か保湿ボディーソープを使うことがよいと言っています。こうした肌の洗浄剤は、典型的な固形石鹸よりも肌にやさしく、エモリエント成分と保湿成分が入っているために、肌が潤い、なめらかになります。
しかし、頭に入れておいてほしいことは、「香料は肌の刺激になる可能性がある」ということです、と皮膚科医のエイミー・デリック（Amy Derick）は言います。「肌が敏感な場合は無香料を選ぶことです。柔らかく、シルクのような肌を目指すのであれば、エモリエント成分としてグリセリンと、ワセリン、ひまわり油、大豆油などの保湿成分が入っているものを選ぶと良いでしょう。」

女性用のボディ・スクラブについて

ボディ・スクラブと、オールインワンタイプのボディソープは、古い角質を取り除き、保湿剤を肌に浸透させてくれます。女性の中にはセルフ・タナーを塗る前に均等に見えるようにスクラブを使う人もいます。過酸化ベンゾイル入りのボディソープを使い、背中等のニキビをきれいにするために使います。
しかし、すべてのボディソープは同じではないとデリックは言います。「果物の香りが付いているものは、いい匂いがしますが、強すぎます。」と彼女は言います。
人工のビーズが含まれているスクラブを探しましょう。または細かいシュガースクラブが入ったものです。デリックによると、フルーツ・スクラブよりもスクラブの形が一定しており、肌を傷つけにくいとのことです。乾燥肌の場合は、保湿成分としてグリコール酸や乳酸が含まれているものを使いましょう。「匂いはあまりよくありませんが、効果があります。」とデリックは言います。

女性用の保湿剤とクリームについて

年齢とともに、乾燥、ひび割れは一般的な肌の問題となります。
入浴中はぬるま湯を使うようにし、入浴後のまだ濡れている肌に保湿剤を塗りましょう。保湿クリームの多くは、ホホバオイル、アーモンド・オイル、オリーブ・オイルなど、種やナッツ由来の油を含んでいます。ノーマル肌の場合は、天然のオイルを含むローション保湿剤が効果があるでしょう。
乾燥肌の場合は、ローションよりも重たい、ボディクリームを使うことを検討しましょう。こうしたクリームでは保湿成分を閉じ込める、ジメチコーンなどの高保湿剤が含まれています。
さらに保湿したい場合は、グリセリン、乳酸、尿素、セラミドなどを含むクリームを探しましょう。容器に入っているクリームは、ポンプ式のクリームよりも保湿効果が高いことは覚えておきましょう。
膝や肘のザラザラになったり、硬くなった皮膚は、お手入れが必要です。ザラザラな肌をやさしく徐々に溶かしていく、サリチル酸やリンゴ酸が入ったクリームを探してみましょう。

女性用引き締め効果のあるクリームについて

ボディクリームの中には、セルライトの除去や肌の引き締めや引き上げの効果を約束する成分が入っているものがあります。こうしたクリームが肌の形を整え、セルライトのデコボコを隠すのはほんの一時的です。皮膚科医はこうしたクリームの効果は長期的には続くものはないと言います。もしこうしたクリームを買う場合は、何度も頻繁にクリームを塗りなおす必要があります。

女性用の制汗剤とデオドラント剤について

制汗剤とデオドラント剤は、アルミニウム・ジルコニウムや塩化アルミニウムなどのアルミニウム化合物が含まれ、汗腺を塞ぎます。こうしたものは、シミが服についたり、白い後が残ったりするものがあります。制汗剤は脇の下の敏感な肌の炎症を起こします。
制汗剤が「透明」「後が残らない」「見えない」ものを選びましょう。こうした製品は容器の中では白くみえますが、肌につけると透明になります。
繊細な脇の下には、肌の保湿を助けるワセリンを含む制汗剤とデオドラント剤を選びましょう。

日中にデオドラントをつけていても、あまり効いていないようであれば、前の晩就寝前にデオドラントをつけてみましょう。皮膚科医のディー・アナ・グレイザー（Dee Anna Glaser）は、「夜にデオドラントを付けておくと、塩化アルミニウムが汗腺に広がるため、デオドラントの効果が必要になる日中に効果がでやすくなります。」炎症を起こす可能性があるので、朝、シャワーで塩化アルミニウムを洗い流しましょう。その後、必要に応じて通常の日中用のデオドラントを塗りたい時は塗りましょう。

女性用の日焼け止めについて

太陽の紫外線は皮膚癌を起こすだけではなく、加齢とともにシミやシワの原因にもなります。ビーチにでもいかない限り、日焼け止めを忘れることもあります。結果として、多くの女性が、日焼け止めをしている顔よりも首に多くのしわができることになってきています。

多くのボディローションは、紫外線から肌を守るための、幅広いスペクトルの紫外線防止フィルターを含んでいます。SPF30以上のボディローションを毎日、服で覆われていない体の部分に塗りましょう。首や胸の上部にも忘れずに塗りましょう。
「幅広いスペクトル」や「UVAとUVBから保護」などの言葉が、パッケージに書かれているものを探すようにしましょう。
肌の剥離のためのαもしくはβハイドロキシ酸を含むクリームは、光への感度が高くなります。こうしたものが入っているローションを使う場合は、ローションを使った後に、別途日焼け止めを塗ることを忘れないようにしましょう。