お弁当はダイエットにとても役立つものです

お弁当について
日本由来のお弁当は、カロリーを抑えて、彩りよく、楽しく食材を詰め合わせたものです。中の食材を選んで詰め合わせて、どこでも好きなところに持って行きましょう。
米国中のダイエットをしている人たちは、カロリー計算や減量に役立つ新的な方法として、日本の弁当を持ち始めています。日本では、おいしく、栄養価が高く、見た目も素晴らしい食べ物を何世紀も持ち歩く方法としてお弁当を使ってきました。子供達は学校にお弁当を持っていきますし、会社員は職場にお弁当を持っていきます。米国の和食レストランはメニューにお弁当を取り入れているところも多いです。
弁当箱は食事の量を調節することができる
弁当箱は様々な大きさや形のもので、中が4-5つの仕切りのトレーになっているもので、蓋が簡単に開くものと、スープやサラダドレッシングやソースなどの液体を持ち運ぶことができるように、蓋がきっちり閉まるものがあります。
典型的に、日本の弁当箱の中身は、ご飯、魚もしくは肉、野菜、つけものやデザートなどが入っています。弁当のコンセプトは、可能な限り、それぞれの食材をおいしそうに、それぞれの仕切りに分けて入れ、人目をひく色合いのコンビネーションにすることです。
弁当箱はカロリー計算に役立つ
そういうと、素晴らしく聞こえがよいですが、減量するためにはどうしたらよいでしょうか?
「弁当箱の仕切りはそれぞれが小さいため、あらかじめ量の調節ができます。知らないうちにカロリーの計算ができているのです。」と、体重管理センターの長であり、かつカリフォルニア州のスクリップス・クリニックにおいて、栄養と代謝研究長でもあるケン・フジオカ氏は言います。
「例えば、食べ物は大き目の弁当箱にさえ、一定の量しか入れることができません。弁当箱の大きさでご飯100グラム程度しか入らないところに、400グラムいれようとしても入りません。」とフジオカ氏はいいます。
弁当箱に入れるものは栄養価の高いものにする
弁当箱に入る容量が小さいからということだけで減量できるわけではありません。弁当箱に入れる食べ物も、体重が増えない食べ物を詰めることが重要なのです。
例えば、ポテトチップスを仕切りの一つに入れて、別の仕切りにはサワークリームを入れ、デザートとしてブラウニーを詰めたら、弁当箱にした意味がなく、減量できないでしょう。
それでも、様々なサイズの弁当箱は減量しようとしている時に助けとなることでしょう。弁当箱を使うと食べ物の健康的な比率のバランスを保つことが簡単になります。例えば、大きい仕切りには野菜を入れ、小さい仕切りには炭水化物を入れると、体重を早く減らすことに役立ちます。
弁当箱には自分の芸術性を生かして彩り良くする
日本人と同じように、お弁当箱を詰めた後に隙間があるようであれば、そこにブロッコリーや赤ピーマンの細切りなど、低カロリーの食べ物を入れてみましょう。ミニトマト、ラディッシュの半切り、フルーツの薄切りなどでもよいでしょう。
食べ物をおいしそうにするために、鮮やかな色を使うことを覚えておきましょう。自分のイマジネーションを生かしましょう。クッキーの抜き型をつかって、食材に形をつける人もいます。
「弁当箱を使って減量することはいいアイデアだと思います。目標体重に達したとしても、弁当箱に栄養価の高い食べ物を満たして食べていれば、リバウンドしないでしょう。」とフジオカ氏は言います。
弁当箱は様々な形やデザインのものが大人向け、子供向けで売られています。子供向けのサイズ、大人向けのサイズもありますので、適当なものを用意しましょう。