カルシウムについての基礎知識〜摂取量〜

症状
カルシウムについて
体内のミネラルの中で最も多いものがカルシウムです。カルシウムには、体にとって大切なさまざまな役割があります。
カルシウムの主な役割は以下のとおりです。
・丈夫な骨や歯をつくる
・心拍などの筋肉の収縮を規則正しく行う
・出血したときに自然に血が固まるのを助ける
カルシウム不足は、子どものくる病や、将来骨粗しょう症になる原因にもなります。
カルシウムの良い供給源
カルシウムの良い供給源は、たとえば以下のようなものがあります。
・牛乳、チーズなどの乳製品
・ブロッコリー、キャベツ、オクラなどの緑の野菜(ほうれん草はおすすめできない)
・大豆
・豆腐
・カルシウムを加えた大豆飲料
・ナッツ類
・イワシなどの魚の小骨
カルシウムはどれくらい必要ですか?
成人は、一日あたり700mgのカルシウムを摂取する必要があります。
日ごろの食生活から、全ての必要なカルシウムを摂取しなければなりません。
カルシウムは摂りすぎるとどうなりますか?
カルシウムを大量に摂取すると(一日1500mg以上)、腹痛や下痢になることがあります。
医師はどのようなアドバイスをしていますか?
バランスの取れた食生活を心がけ、なるべくたくさんの種類のものを食べて、必要なカルシウムが全て摂取できるようにしましょう。
カルシウムのサプリメントを飲んでいる場合、摂りすぎに注意してください。一日1500mg以下に抑えれば、体に害はありません。