ヨガをするときに知っていきたいこと

その他

ヨガとは何か?

ヨガは身体的および精神的な健康の向上を目的に力、柔軟性、そして呼吸に集中する昔ながらの運動です。ヨガの主な内容は姿勢(力と柔軟性を鍛えるために考えられた一連の動き)と呼吸です。この練習は約5,000年前にインドで発祥し、様々な方法で他国に取り入れられました。今日ではヨガはレジャーセンターやフィットネスクラブ、学校、病院、そして外科でもよく見受けられるようになりました。

ヨガの健康面での利益は何か?

ヨガに関して、様々な方法での科学的な試みがたくさん成されてきました。健康面での利益における、より精密な研究への見通しがある一方で、大半の研究がヨガは運動能力、とりわけ力と柔軟性、そしてバランス力を向上させるのに安全で効果的な方法であると提唱しています。高血圧や心臓病、腰痛を含む痛み、うつ病、ストレスを抱えている人にとって、日ごろからのヨガの実践は効果的であるという証拠もあります。

ヨガは150分間の運動に匹敵するか?

ヨガの形態のほとんどは、政府のガイドラインに定められている150分間の適度な運動に匹敵するほど激しいものではありません。しかし、ヨガは体力を向上させる運動にはなることができ、最低でも週に2度の実践で筋肉強化運動のガイドラインには達します。ヨガや太極拳などは、転倒の危険性はあるもののバランス力や筋肉運動の協調を向上させるための運動として年配の方にも推奨されています。
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ヨガは転倒を防ぐことができるか?

できます。ヨガは特に足首やひざなどの下半身を鍛えることによってバランス力を向上させ、転倒する可能性を低くします。しかし、転倒は時に健康状態が原因となっていることがあり、その場合にはかかりつけの医師もしくは地域の病院の転倒専門クリニックに行きましょう。

ヨガは関節炎に効果的か?

ヨガは柔軟性や力をゆるやかに向上させるため、関節炎を患っている人に人気です。ヨガは変形性膝関節炎を患った人の痛みや歩行困難を楽にすることができると提唱する研究もあります。しかし、ヨガの動きの中にはそのような症状の人にふさわしくないものもあります。関節置換術を受けた人は特に、関節炎を理解し、個人の必要に応じて動きを改変できる医師を探しましょう。

ヨガをするには年配過ぎるか?

そのようなことは全くありません。70代でヨガを始める人が多く、もっと早く始めればよかったと言う人もたくさんいます。全ての年齢層に合わせたヨガのクラスがあります。ヨガは幼少期から高齢期まで楽しめる運動です。

ヨガをするには体力がなければいけないのか?

いいえ、自分の体力レベルに合ったクラスに参加することができます。たとえば、レベル混合のヨガクラスだと床で立ったり座ったりできなければなりません。基本的には椅子に座ったまま行われるヨガクラスもあります。

ヨガをするには柔軟性がなくてはならない?

そうとは限りません。ヨガは柔軟性を向上させ、普段の行動範囲よりも広く動けるようになるので日常的な活動も楽になるかもしれません。

ヨガをしていて怪我をすることはあるか?

ヨガが原因となる怪我はあまり起こりません。繰り返し曲げることや過度に伸ばすことによって引き起こされる怪我はあります。しかし、ヨガは他の運動教育と同じです。よく理解していて経験も積んでいる人から正しい教育を受ければ全く安全です。資格を持ったヨガ教員に教わり、自分のレベルに合ったクラスを選ぶことによって間違いなく怪我はしません。

どのような流派のヨガをするべき?

ヨガにはアシュタンガやアイアンガー、シヴァナンダなどの様々な異なった流派のものがあります。他の流派よりも活発なものもあります。姿勢や呼吸など、別の分野に重点を置いている流派もあるかもしれません。多くのヨガ教員は複数の流派を研究することによって自分の実践を発展させていきます。他の流派よりも優れていたり、権威があるといえるものはありません。肝心なのは自分に合ったレベルのクラスを選ぶことです。

どのようなクラスを探せばよいのか?

クラスの時間はそれぞれ異なりますが、45分から1時間半が一般的です。長時間に及ぶクラスは呼吸やリラックス法を学ぶ時間が多く設けられ、教員が個人的に指導してくださる時間も与えられます。クラスに申し込む前に教員と話をし、方針を聞いてみるのも良いでしょう。

クラスに行く代わりに本やDVDを使っても良いですか?

姿勢や呼吸方法を正しく学ぶためにはまずクラスから始める方が良いでしょう。DVDでは間違いを指摘してくれる人がいないため、後に怪我へとつながるかもしれません。クラスに所属した上でDVDを見れば練習をする際に役立ちます。

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