順調なダイエットをする10の方法とは

ダイエットについて
来る日も来る日もダイエットにとらわれていたら、その姿勢が最終的に骨の髄までしみ込んで、日常的な意思決定にも影響が現れてきます。これから説明することを参考にして、ダイエットの悪影響が出ないようにしましょう。
Madeline R. Vann氏(MPH)による
医学的観点からの監修はChristine Wilmsen Craig氏(MD)による
たとえあなたがダイエットに成功しそうだという兆候が見えたとしても、時にただそう見えているだけだということがあります。そのような兆候が見えても、今までどおりダイエットに対するモチベーションを維持しておくための方法をご紹介します。
減量へのモチベーション:食事日誌をつけよう
食事後15分以内に何を食べたのかを詳細に書き留めることで、その人は食事量やカロリーの目標を維持し続ける可能性が大きくなります。自分に言い訳できないように、常にメモ帳を持ち歩くようにしましょう。
「食事日誌は、順調にダイエットを進めるためには絶対的に最善の方法だと分かりました。」と、Ohio State University Medical Center in Columbusで手術なしの減量プログラムをすすめている栄養学者のLiz Weinandy氏(RD, MPH)は言っています。
減量へのモチベーション:成功の軌跡を追おう
堅実に自分の体重を量り、食事日誌の結果あるいは進歩が見られるグラフを追ってください。大部分の人が週に1度体重を計測することで良い結果を出せますが、体重を見ることがモチベーションにつながるならば、もっと頻繁に体重を量ることが効果的だとするデータもあります。
減量へのモチベーション:小さな目標と大きな目標を設定しよう
長期的に10キロ以上減量することを目標に設定する一方で、モチベーションを上げるために小さな目標を作る必要があります。「1パーセント減らす」「もっと多くの野菜を食べる」「もっと運動する」といったような一週間の小さな目標を設定して、それを達成できるように自分で背中を押しましょう。
また、健康な食事と運動があなたの生活にもたらすメリットに気づくための時間も十分取ったほうが良いでしょう。
メリットは例えば、
・服がフィットしやすくなる
・熟睡できる
・エネルギーにみなぎる
などです。
減量へのモチベーション:お持ち帰りサービスを利用しないようにしよう
最も効果的なダイエットのためには家で自炊するべきだということを皆さんもご存知だと思います。ですから、このことをちょうど良いリマインダーとみなしてお持ち帰りサービスをくっとこらえるようにしましょう。2000人以上の大人を対象としたある研究では、ファストフードやお持ち帰りサービスを週に2回以上利用する人は肥満になる確率が男性では31パーセント分、女性では25パーセント分増大することが分かりました。
減量へのモチベーション:もっと多くのヒント
モチベーションを立て直すために、以下のヒントにしたがってみましょう。
テレビを消しましょう
テレビを視聴することは、特に軽食をとりながら視聴すると、太りすぎになる原因となります。1555人の成人女性を対象とした研究は、一日あたり2時間以上テレビを視聴しその間に軽食をとっていると、肥満になるリスクが2倍になることを示しています。
食欲を正面から受け入れましょう
「欲を否定すると、後で結局暴飲暴食に終わってしまうでしょう。」と、Weinandy氏は言います。その代わりに、カロリーをコントロールして好物を食べるペースなどをきちんと計画を立てましょう。
よく寝ましょう
「睡眠不足は減量の最大の敵です。」と、University of Massachusetts in North Worcesterで予防医学の助教授をしているSherry Pagoto氏(PhD)は言っています。睡眠不足は空腹を増進させ、ダイエットのやる気を削ぐのです。
ダイエット仲間を作りましょう
減量を目指すレッスンに行ったり、近所のウォーキングクラブに加入するなどして、ダイエット仲間を作りましょう。「これは感情的な支えになるだけではありません。互いに意見交換できる点もとても良いことなのです。」と、Weinandy氏は言います。
体を動かしましょう
身体的にアクティブになることは気分を盛り上げ、ダイエットを含むあらゆるやるべきことにモチベーションを与えてくれます。活力剤として、ダンスやスポーツなどの楽しい活動に取り組みましょう。
自分にご褒美を与えましょう
食べ物のご褒美でなければ何でも良いので、減量のモチベーションを上げるご褒美を使いましょう。「足先のお手入れやマッサージに行くのは素晴らしいアイディアですが、大きなアイスクリームを食べてしまっては本末転倒です。」と、Weinandy氏は言います。
ダイエットのモチベーションを維持するのに最適なものは個人によって異なります。ご褒美は足先のお手入れでも、夜のサルサダンスでも、食事日誌を見て食事量が目標に達してきているのを確認することでも良いです。以上の事柄をいろいろ試して、自分に最も合うものを探してみましょう。