子どもが文章で話し始めるために行いたいこと

赤ちゃんのおしゃべり
赤ちゃんの最初の言葉を聞くと感動するものですが、最初の文章は実際のコミュニケーションにおいて初めの一歩を踏み出す大事な瞬間です。子どもがいつ文章で話しだすのか、そして大人がどう手助けできるかについて、紹介します。
赤ちゃんのおしゃべりは、初めから備わっているものではありません。一言二言から始まり、遊んでいるときにおきたことを完璧に説明できるようにまでなるのです。ただし、もちろん、そこ至るまでには段階があります。
18ヶ月から24ヶ月の頃、赤ちゃんは2語で文章を話し始めています。「外、いや(嫌)」と「遊ぶ」など、2語のコンビネーションが何度も何度も繰り返されているはずです。この段階では言葉の意味を完全には理解していないので、同じ単語を何度も使ったりします。そして、言葉で表すことのほうが泣くことのほうがまだ簡単なため、疲れていたり、びっくりしたときなどは、文章で表すよりも涙で訴えようとします。
2歳までに、2単語の文章を質問に変え始めます(「家に帰る?」など)。短い言葉で新しい単語を使用し始めます。そして更に 1年後には、自分の言いたいことがほぼ全ていえりょうになっているでしょうし、文章や質問を誰もが理解できるように構築するだろでしょう。そこまでに至らなかったとしても、新しい言葉を言ったり、既に知っている言葉を色んな方法で使い続ける限り、確実に進歩し続けています。
子どもが2語以上の文章で話せるようになるためのアドバイスは以下です。
彼女の文章を終わらせたり、途中で口を挟まないでください
頻繁に口を挟むと、不満を感じるでしょうし、文章で話すことをあきらめてしまうかもしれません。
話す機会をたくさん与えてください。
パートナーや周りの大人、年上の子どもとの会話に含めて会話をする機会を与えてください。
赤ちゃん言葉を避けてください。
赤ちゃん言葉ではなくちゃんとした言葉と文章を使って、赤ちゃんが真似して話せるように、明確かつ簡単に話すようにしてください。
順序だててはなす
子どもと過ごす上で、「よし、これから夕飯のおいしいハンバーグを食べるよ!」といった風に、今自分たちが何をしているかを話すようにしてみてください。
質問する
双方向の会話で会話することは、子どもが新しいスキルを練習するのに役立つため、言語発達を高める良い方法です。そうすれば、「はい」や「いいえ」で終わらない質問をすればいいでしょう。ただし、プレッシャーをかけないでください。
集中して話を聞く。
子供に集中してください。こちらが気を散らしたら、むこうもそうします。もし子どもが話すことに緊張を覚えて、話すこと自体を避けているようであれば、小児科医に相談してください。