カロリー管理をするときのお弁当の利点について

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ダイエットとお弁当

自分のお弁当を持っていくことは、外食をするよりもカロリーの管理をすることができます。ここに、美味しくてお腹も満足するお弁当についてアドバイスを載せます。

お弁当をランチにすることは、学生時代の思い出かもしれませんが、懐かしいお弁当が仕事中のダイエットを成功させるものかもしれないと考えを変えてみましょう。

お弁当を持っていくことはカロリー計算に役立つ

「お弁当を用意すれば、中身を自分でコントロールすることができます」とウィスコンシン大学病院の栄養学者のドナ・ウェイホフェン氏は言います。

お弁当の中身のカロリーをコントロールできるだけではなく、量もコントロールすることができます。自分の食事を自分で用意しないために、正確な食べ物の量を判断する力がないことを、ポーション・ディストーション(Portion distortion)と欧米では呼びますが、これはダイエットを失敗させ、体重の増加につながる大きな要因です。
(注:20-30年前に比べて、一人前の食べ物のサイズがどんどん大きくなっていることをポーション・ディストーションと呼んでいるが、肥満の原因となっていると指摘されている。)
カロリー計算をして自分が食べたものを追跡しましょう。

ミネソタ州の研究者たちはこのことについて、興味深い研究を発表しました。2ヶ月の間、仕事に行く日に毎日、お弁当を食べることに同意してくれた女性19名を集めました。767カロリーの少量のお弁当もしくは2倍サイズの1,528カロリーのビッグサイズのお弁当を、好きなだけ食べる、またはできるだけ少なめに食べてもよいと言われ、渡されます。研究の終了時におけるデータ分析では、ビッグサイズのお弁当を食べていた方の女性は毎日278カロリー多くカロリーを摂っていました。この結果では、ビッグサイズのお弁当を与えられた人は知らずのうちに沢山食べてしまうことを示しており、他の研究でもその効果は言われています。予測通り、ビッグサイズのお弁当を食べていた女性は、2ヶ月間で900グラム程度、体重が増加しました。

お弁当には何を入れるべきか

外食に慣れているようであれば、お弁当を選択することによって習得することがでてくるかと思います。一般的には、カロリー計算ガイドラインに従い、お弁当に詰める食べ物を作ります。これには、食物繊維、たんぱく質、フルーツ、野菜を適切に混ぜなければなりません。例えば、全粒粉のパンで作った鶏肉のサンドイッチと小さなサラダ(ドレッシングを少量かけるか、かけていないもの)とフルーツと低カロリーヨーグルトをお弁当にしましょう。

健康的なお弁当のアイデアをここにいくつかあげます。お弁当を持っていくことで、お金も節約できます。

残り物を使いましょう。昨晩の夜ご飯の残りに少し手を加えて、新しいものにしましょう。例えば、残り物のチリソースを野菜とアボカドと一緒にピタサンドにしてみましょう。
電子レンジで解凍できる冷凍食品を活用しましょう。ランチ用の冷凍食品もあり、様々な種類が予算に合わせて買えます。ここ最近の夜ご飯用の冷凍食品は非常に美味しくて、カロリーも管理されています。
スープを持って行きましょう。スープは全体的にカロリーが低いものです。研究では、実際、スープをメインのランチコースの前に飲むと、20%程度少なくなるカロリーの分食べることが示されています。
費用が節約できる食べ物に焦点を合わせましょう。一般的に、毎日外食するよりもお弁当を持っていくほうがお金の節約になります。お金を節約したいならば、豆、卵、じゃがいも、鶏肉料理の残り物などを使い、低カロリーかつお財布にもやさしいお弁当にしましょう。
間食も持参することは良いことです。1日分で100カロリーの間食を用意してみましょう。自分で用意する場合は計量しなければならないので、慎重な計測が必要かもしれませんが、市販されている100カロリーのスナックを買うよりもずっと環境にやさしく、お金も節約できます。
自分のスケジュールや職場の環境でお弁当を持っていくことができない場合があるかもしれません。こんなときは、職場の周辺で健康的に食事ができるところはないか、事前に調べてみましょう。外食する場合は正しい選択をし、家にいる時は体にもお財布にもやさしい低カロリーのランチを作って食べるようにしましょう。

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