サラダを食べる4つの理由について

サラダについて
毎日の食事に出来る限りサラダを足す、という些細な変化が健康面でとても有益なのです。
今日はサラダを食べましたか?専門家によれば、ほぼ毎日サラダを食べることが、持続可能な生活習慣のうち最も単純かつ健康的だそうです。
野菜や果物を2, 3皿投入したければ、サラダを食べるのが最も便利でしょう。グリーン・サラダはおそらくほとんどのレストランで提供されているはずです。また、サイド・サラダ(ロメイン・レタス、にんじん、トマト、無脂肪や低カロリーのサラダドレッシング等が含まれる)が多くのファスト・フード・チェーン店で安くいただけます。また、自宅でもグリーン・サラダはあらかじめ洗われて包装されたサラダグリーン、少量のにんじんやその他の野菜、サラダ・ドレッシングを用いて五分で作れます。
それだけでなく、サラダは冷えていて、しゃきしゃきで、食の楽しみを増やすメニューでもあるのです(具材がたくさんで、彩りがあって、香深い)。多くの人(子供も!)がサラダを好んで食べます。自分好みにサラダをカスタマイズして、お気に入りの果物や野菜を加えてみましょう。
ここでは、サラダを選ぶことが健康的である理由を四つ説明します。
1. 繊維のためにサラダを食べる
消化することさえできないような食物が私達の身体に良いなんて、なかなか信じられないことですよね。食物繊維の豊富な食事を取るとコレステロール・レベルが下がって便秘を防げるのです。
それだけでなく、繊維を食べれば食べるほど満腹感が得られ、食べ過ぎることがなく、最終的に減量できるのです。
2. 野菜や果物がもたらす健康上の利点を得るためにサラダを食べる
専門家によれば、人は果物や野菜(特に暗緑色や橙色の野菜)、豆類をもっと食べるべきだそうです。これらはどれもサラダの定番のトッピングです。専門家によれば栄養価の高い植物性食物は健康に良いという証拠が多く見られるそうです。グリーン・サラダを頻繁に食べている人は、血中の抗酸化剤(ビタミンC, E、葉酸、リコピン、そしてα/βカロテンなど)が多くなっています。これは、特にサラダが生野菜を含んでいれば尚更です。抗酸化剤はフリー・ラジカルと呼ばれる有害な原子・分子から身体をまもる物質です。
何年も前から、研究者らは果物や野菜を多く食べることが様々な病気のリスク(特に癌)を軽減させるとしています。最近の研究によれば、喫煙量や飲酒量の多い人でさえ、果物や野菜を多く含む食事を取っていれば頭や首に癌を患う可能性が低くなるそうです。身体を保護する食物として特に挙げられるのは、ビーンズ、豆類、ストリング・ビーンズ、胡椒、トマト、にんじん、りんご、ネクタリン、桃、プラム、梨、ストロベリーです。
3. カロリー摂取量をカットし、満足感を増大させるためにサラダを食べる
減量することが目標ならば、グリーン・サラダから食事を始めると良いでしょう。研究によれば、低カロリーの食物(例えば、150カロリー未満のグリーン・サラダ等)を先に摂ると満腹感が強くなり、食事全体で取り入れる総カロリー量が減少するそうです。
研究員は、カロリーではなくボリュームの面でサラダが大きい分には良く、「(体積が)大きいほど良い」といっています。これは要するに、野菜の量を増やして、ドレッシングやその他脂肪を含む添加物の量を減らすべきだということを意味しています。
4. 賢く脂肪を得るためにサラダを食べる
野菜とともに良い脂肪(オリーブオイル、アボカド、ナッツ等に見られる一価不飽和脂肪など)を少量とると、身体をまもる植物性化学物質(トマト由来のリコペンや暗緑色野菜由来のルテイン等)の吸収が促進されるようです。
最近の研究で、被験者にレタス、にんじん、ほうれん草などからなるサラダを食べさせ、大さじ1/2杯大のアボカド二つを加えるときと加えないときで、食後の植物性化学物質の吸収の度合いがどう変化するかが比較調査されました。アボカドを食べた人はそうでない人に対して、αカロテンを八倍多く吸収し、βカロテンを13倍多く吸収しました(これら二つの物質は癌と心臓病から身体を守ると考えられています)。
サラダに少量オリーブ・オイルを足せば、寿命が更に数年延びることでしょう。イタリアにおける60歳以上の人に対する調査によれば、多量のオリーブ・オイルと生野菜を食事に取り入れていることが死亡率の低さの理由だそうです。