冬の体重増加を避けるための4つの方法

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冬の体重増加について

冬の間に体重が増える、というのは都市伝説ではありません。研究によれば我々のほとんどが冬の間に0.5キロは増量するといいます。たいしたことのない数字だと思われるかもしれませんが、長い目で見ると蓄積の危険があるのです。
「人は冬の間に増量する、ということを示す結果は十分にあります。」と栄養士のシアン・ポーターはいいます。「肥満体であればあるほど、(冬の間の)増量も多くなる傾向にあります。ここで最も憂慮すべき事柄は、この季節性の体重増加はもとに戻らないことが多いのです。加わった体重を落とす人は少ないのです。」
冬の間に体重が増えてしまう三つの大きな要因は、肉体的運動の欠如、やけ食い、そしてクリスマスの牛飲馬食です。
寒い天候と短い日照時間が原因で、外で運動を行うことが難しくなるので、冬の間は運動をせずに過ごしてしまいがちです。あまり外出しない人の場合は、キッチンにいってビスケットやケーキといった高カロリーのスナックに手を伸ばしたくなる機会が多くなります。
また、クリスマスの祝祭もあります。「嘗ては二、三日に渡ってパーティをしたり食べ過ぎたりする、といったものであったのに、今ではその生活を6週間程継続する人もいるようです。」ポーターは言います。
解決策は何なのでしょう。
ここからは、冬の体重増加を防ぐ簡単な四つの方法を紹介していきます。

1.キッチンの貯蓄を増やす

キッチンの戸棚を必需食品で満たしておきましょう。これには、トマト缶、豆類、香辛料、全粒小麦のパスタ、全粒小麦のシリアル、麺類、クスクス、干し果実などが含まれます。
余裕があれば、冷凍庫に余剰のパンも保管しておきましょう。そうすれば、急でも即座にヒラマメや野菜のスープ、シチューといった栄養満点の夕食を料理できます。金銭面での節約にも繋がる上、高カロリーな料理のテイクアウトへの誘惑も断ち切れます。

2.運動量を増やす

気温が下がると、アウトドアの運動はあきらめがちになります。冬の間は、我々は散歩やガーデニングといった脂肪燃焼に役立つアウトドア・アクティビティを怠るようになります。
肉体的運動量を減らすことは、ふゆふゆの体重増加の最大の原因の一つなのです。
天候が寒いから、或いは日が短いからといって、運動をきっぱり手放してしまうことはないのです。自分の予定を再度確認し、どのタイミングで運動ができるのか考えてみましょう。カロリーを消費するのに、形式ばった運動を行う必要はないのです。
きびきびと(外を)歩くことで、あたたかい部屋でなまった身体に活力を戻すことができますし、血液循環を促進します。あたたかい衣類を身につけて、近隣でジョギングをする、或いは子供と雪合戦をする、というのもいいでしょう。
どうしても屋内にいるというなら、ダンスやエキササイズのDVDを買うことも考えましょう。職場では意識的にエレベーターではなく階段を使用するようにしましょう。「こういった小さな事々が冬の間の体重増加を防ぐ上で大いに役立つのです。」ポーター博士は言います。

3.高カロリー飲料に注意

冬の間は、あたたかいものを飲んで身体をあたためておくことが重要です。但し、このようなホット・ドリンクの中には高カロリーのものもあるので注意が必要です。
コーヒーショップなどで手に入る、牛乳やシロップがたっぷり入ったドリンク、或いはホイップクリームの乗ったホット・チョコレート等はとてもカロリーが高いのです。
レギュラーコーヒーやティーを飲みましょう。或いは、低・無脂肪乳を用いたドリンクを注文しましょう。また、アルコール摂取量も最小限にとどめましょう。

4.野菜の摂取

様々な種類の食物をとることで、ビタミンやミネラル等の幅広い栄養を摂取できます。同じ食品を毎日食べないようにしましょう。
カブ、パースニップなどの根野菜、カリフラワー、芽キャベツ、キャベツ、チョウセンアザミなどの冬野菜を探しましょう。こういった食物は腹を満たしてくれるので、食後の菓子などに手を伸ばさずに済みます。

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