夏季のガスによる事故を防ぐために

症状

ガスの取り扱い

夏の間のガスの取り扱いは、冬と同じくらい重要です。正しく取り扱わないと、一酸化炭素中毒などの重大な事故を引き起こしかねません。以下を参考にして、安全にガスを使う方法を知りましょう。

一酸化炭素中毒はどのように引き起こされますか?

一酸化炭素(CO)は、ガスや木炭、石油などの燃料が完全に燃焼されないときに生成される毒素です。電化製品やボイラーが正しく設置されていないと、一酸化炭素が生成される確率が高くなります。

一酸化炭素は、目に見えないもので、味もにおいもありません。イギリスの国際安全衛生センター(HSE)は、2014年には319人が一酸化炭素中毒によって死亡したと発表しています。

一酸化炭素中毒の危険性を知っておくと共に、万が一のことがあったら、かかりつけ医や救急病院に連絡して適切な処置を受けるようにしてください。

家の中のガス器具が正しく使用できているかを判断するのは、簡単ではありません。全ての器具を年に一度、専門家に点検してもらうのが理想です。

ガスを安全に取り扱うためのチェックリスト

旅行などで家を空ける前には、以下を参考にして自分と家族の身を守るようにしましょう。

・全てのガス器具を、年に一度、専門家に点検してもらうようにしましょう。
・木炭、ガスや灯油ストーブ、ガスヒーターなどを、テント、キャンピングカー、ベランダなどで使用しないでください。これらは、適切に設置され、正しく点検されている場合のみ使用が可能です。
・バーベキューセットなどのガス器具の正しい使用方法をよく確認してください。火事や一酸化炭素中毒を防ぐのに重要です。

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