あなたにとって最適の日焼け止めとは?

日焼け止めについて
日焼け止めを選んでいても、たくさん種類がありますよね。ジェルタイプのもの、ローションタイプのもの、スティックタイプのもの、スプレータイプのもの、それから、オイルフリーのものまで、棚には様々な種類の日焼け止めが陳列されています。
どの日焼け止めが最適なのでしょうか?それは、自分が毎日使いたいと思うものが、あなたにとって最適の日焼け止めと言えるでしょう。以下の質問を自分に問いかけてみて、最も自分に合ったものを見つけましょう。
よく運動をしますか?その場合は、ジェルタイプを使ってみましょう。身体を動かしたり汗をかいても落ちにくいです、とニューヨークのMount Sinai病院に勤務するJoshua Zeichner皮膚科医は話します。
ニキビができやすいですか?その場合はオイルフリーの日焼け止めを使ってみてください。
乾燥肌ですか?クリームタイプのものを試してみましょう。
敏感肌、もしくは酒さの症状がありますか?酸化亜鉛や二酸化チタンからできている日焼け止めを選びましょう。こうしたものは、肌の表面に定着しやすいとされています。これ以外の日焼け止めに含まれる化学成分は肌に浸透しやすく、肌が荒れる原因ともなってしまうでしょう。
子供用をお探しですか?スティックタイプの日焼け止めを探してみましょう。ろう製の物質のおかげで、たれて目に入ることもないでしょう。
小さな赤ちゃんや幼児に使うためのものをお探しですか?酸化亜鉛や二酸化チタンでできている日焼け止めを選びましょう。こうしたものは、肌への刺激が少ないとされています。6ヶ月未満の赤ちゃんの場合、直射日光を避けましょう。小さな赤ちゃんの肌は、大人の何倍もデリケートですので、日焼け止めは塗らないようにしましょう、とAmerican Academy of Dermatologyはホームページで呼びかけています。
頭髪がないですか?この場合、頭全体に日焼け止めを塗りさえすれば、どのようなタイプのものでもかまいません。もしくは、帽子をかぶるという方法もあります。もっと良い案としては、日焼け止めを塗った状態で帽子をかぶることです、とニューヨークのAdvanced Dermatology PCの化粧とレーザー治療部門のアシスタントメディカルディレクターのWhitney Boweは言います。
毛深いですか?この場合は、スプレーやジェルタイプのものを選びましょう。これなら、クリームタイプのもののように、毛に絡まって塗り込むのに時間がかかるということもありません、とZeichnerは言います。
正しく塗りましょう
出かける15分くらい前に日焼け止めを塗るようにしましょう。こうすることで、肌の定着率が高くなります。外へ出てから塗るのでは、汗で流れ落ちてしまう可能性があります、とBoweは言います。
また、思っている以上にたくさん使う必要があるでしょう。少なくとも30グラム(これは、ショットグラス一杯くらいの量です)を、2時間おきにからだ全体に塗るようにしましょう。顔については、10円玉くらいの量が必要です。
塗りすぎのように感じるでしょう?でも、そんなことはないのです。研究によると、ほとんどの人が、実際に必要な量の1/4から半分程度しか使っていないといいます。そうなると、日焼けをしてしまうことになります。
泳いだ直後や、汗をかいた直後に塗りなおすようにしましょう。ウォータープルーフタイプのものを使っている場合は、水を耐えられる状態がどれくらい続くのか、ラベルをよく読んで確認しましょう。
唇も忘れてはいけません。SPF30以上のリップクリームを塗るようにしましょう。
買ってからだいぶ日が経つ日焼け止めをお持ちですか?もしも1年以上たっている場合、ボトルに記載されている使用期限を確認し、切れていたら処分するようにしましょう。