膿瘍の症状についての基礎知識〜皮膚膿瘍、内部膿瘍〜

その他

膿瘍の症状

膿瘍の症状は、体内のどこに膿瘍が発症するかによって異なります。

皮膚膿瘍

皮膚膿瘍の兆候は、以下のようなものがあります。
・あなたの肌の下で滑らかに腫れて、硬く感じることができます。
・患部の痛みや圧痛
・患部が熱を持ち、赤くなる
・患部の皮膚の下に、白色または黄色の膿がたまっているのが目で見てわかる
・発熱
・寒気

おできは皮膚膿瘍の代表例です。

内部膿瘍

臓器内部または臓器間のすき間に発生する膿瘍は、皮膚膿瘍よりも特定するのが難しい場合があります。症状はあいまいで、症状についてはっきりした自覚症状がない場合もあります。

体内の膿瘍の症状は、膿瘍が体内のどこで発症しているかによっても変わります。たとえば、肝臓膿瘍は黄疸の原因となるのに対し、肺の中またはその周辺に膿瘍ができると、咳または息切れの原因となることがあります。

内部膿瘍の主なな症状として、以下のようなものがあります。

・膿瘍ができた部位の不快感
・発熱
・発汗の増加
・気分が悪い
・嘔吐
・寒気
・お腹の痛みや腫れ
・食欲不振と体重減少
・極度の疲れ(疲労)
・下痢または便秘

関連記事一覧