よくある赤ちゃんの睡眠についての8つのQ&A

赤ちゃんの睡眠について
赤ちゃんが夜じゅう眠れるようにならないのでは、と心配していませんか?泣くことから夢の食事まで、「妊娠すること」の著者ハイジ・マルコフは赤ちゃんのベッドタイムにまつわる疑問や関心ごとすべてを解決しちゃいます。
ほとんどの新しい親のように、あなたも一晩中赤ちゃんを寝かすのに多少は困難をともなったことでしょう。これに対処するのはいらいらすることですが(特にあなたがぜんぜん眠れていないときは)、赤ちゃんの睡眠スケジュールを軌道にのせるには秘訣があるのです。ハイジ・マルコフの、赤ちゃん(と、あなた!)が眠るのに役に立つ提案や忠告を読んでみてください。
Q どのような睡眠トレーニングが、そしていつの時期やるのがおすすめですか?
A あなたと赤ちゃん、ご家族にとって一番のものなら何でもお勧めいたします。それはご家庭によって、また赤ちゃんによって非常に違いがあるのです。戦略を選んでそれを1週間続けられればまったく問題ありません。どの戦略にとっても、いちばん大事なことは毎晩リラックスできるベッドタイム習慣を続けるということです。こうすれば赤ちゃんはより簡単に落ち着くことができるのです。
はじめる時期に関しては、睡眠トレーニングは生後4から5ヶ月より早く始めないようにしてください。私は個人的には6ヶ月が望ましいのですが、それは赤ちゃんの大きさ次第です。ふつう約6.35キログラムになるまで、赤ちゃんは簡単に1晩中眠れるのです。また、アメリカ小児科アカデミーが6ヶ月、理想的には1年は赤ちゃんと同じ部屋で寝ることを勧めているのを心に留めておいてください。でも部屋を共有しているときであっても睡眠トレーニングはできます。
Q うちの6ヶ月の赤ちゃんが自力で眠れるようになるアイデアがいくつかほしいです。普段は揺さぶると不思議と寝かしつけることができるんですが、それなしでやろうとすると一時間以上も泣き叫ぶんです。5分ごとに彼女を見るんですがききめは無いようです。
A 睡眠に関係することが重要なのです!もし赤ちゃんがベッドタイムを30分くらいあなたにゆすってもらうことと関連付けているならば、そうしてもらわなければ眠れないに違いありません。ですから赤ちゃんが眠るまで揺さぶってあげるか、ベビーベッドの赤ちゃんにシーっというか注意を払い続けるか、どちらかの方法を継続的にとることです。ただ続けるのです。1晩か2晩以上はかかるかもしれません。
Q うちの子は23ヶ月になりますが一晩寝かすのにたいへんな時間がかかります。助けて!
A 覚えておくべきもっとも大事なルールは継続的なベッドタイム習慣、よい昼寝、ベッドに入る前に落ち着かせるのにかかるかなりの時間、そして就寝前1時間はテレビやコンピューターに触れさせない(スクリーンを見つめる時間は睡眠を妨害します)。継続的なやり方がいつでも一番よいのです!
Q どうしたらうちの2歳くらいの子を抜け出して遊ばせずに子供用ベッドに寝かしておくことができるでしょうか?
A それは子供用ベッドの欠点ですね。よちよち歩きの時期はできるだけベビーベッドに居させることがふつう薦められるのは、まさにそういうわけなのです(ふつう身長が約88.9センチになるか2歳半~3歳になるまで)。赤ちゃんが飛び出すごとに場所を変えてやらなくてはなりません。
Q うちの4歳児は一晩ちゃんと寝たことがありません。あかちゃんのように寝たこともないのです。もし私が手の届くところにいてベッドの隣に座っているのでなければ寝転がることを拒むのです。彼は真夜中に起きて私たちのベッドに毎晩登って来るのです。なにかアドバイスはございませんか。
A ああ、それはよくありませんね!ステッカーつきのグラフで、自分のベッドで寝たら賞をあげるのはどうでしょう?かなり効きますよ!
Q うちの子は7ヶ月になりますが日中に寝ません。うたたねをして一晩中寝ているのです。普通ですか?
A おもしろいですね、多くの赤ちゃんは車の中でうたたねをしていますから!あなたのお子様が必要な睡眠が取れていればよいのです。彼女が大きくなれば、昼間に長く眠る必要ができるでしょうから、今から昼寝の習慣をつけさせてみましょう。そして昼寝が彼女を満足させ、変える、快適で、安全なものになっていくのを確かめてみましょう。
Q 夜10時におっぱいをあげるのをやめるために何かアイデアはありますか?
A 赤ちゃんはごはんをもらいつづける限り、ごはんを求めて起き続けるでしょう。ですからあなたはこの習慣から離乳する必要があります。可能であればほかの方法を試み、一晩中眠るのによいスタートを切るためのベッドタイム習慣をはじめましょう。
Q 乳歯が生えると睡眠は邪魔されますか?うちの子はべったりで、むずがるし、一人で寝たがらないんです。
A 乳歯が生えてくると睡眠は邪魔されます。しかしもしお子さんをあやすいつもの習慣を変えたいのなら、歯が生えてくる痛みで起きることがふつうに起きることの苦痛にもつながるということをまず知っておいてください。お子さんはこれくらいの年になると起きる、離れることへの心配も感じつつあるのかもしれません。ふつうはもう少し後なのですが、当然お子さんは大きくなっているのです!ですからやめるのが難しい習慣をはじめようとするのはやめてください。でも継続と快適にこだわればすべてうまくいきますよ!