失禁を避けるための10の方法について

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失禁を避けるために

失禁のある人の多くは、以下のアドバイスや生活習慣の改善が症状を緩和するのに役に立ちます。

毎日骨盤底エクササイズをする

骨盤底エクササイズは失禁を減らすのに非常に効果的ですが、適切に行うことが重要です。骨盤底エクササイズの方法はこちらをご覧ください。
骨盤底エクササイズを始めてから効果が表れるまでに3ヶ月間かかるかもしれません。

禁煙

喫煙すると失禁する可能性が高くなります。咳が骨盤底筋に負担をかけるためです。

正しく運動をする

衝撃の多い運動は骨盤底筋に圧力をかけ、失禁を悪化させる可能性があります。腹筋も骨盤筋を緊張させて失禁につながることがあります。症状を緩和するために骨盤底を強化したいなら、ジョギングやエアロビクスのクラスではなくピラティスのクラスをとりましょう。穏やかに芯の筋肉を伸ばして強化するピラティスは、緊張性尿失禁の治療として一般的になってきています。

失禁がある場合は何かを持ち上げることを避ける

物を持ち上げると骨盤の筋肉に負担がかかるので、できるだけ避けてください。子どもやショッピングバッグなど何かを持ち上げる必要があるときは、持ち上げる前と最中は骨盤の筋肉を締めましょう。

減量する

太り過ぎすぎると膀胱の脂肪組織に骨盤底筋が圧迫されて弱くなり、失禁の原因となります。余分な体重を減らすと、症状が改善され、完全になくなることもあります。

すぐに便秘を治療する

腸を空にしようと骨盤の筋肉を緊張させると弱くなり、失禁が悪化します。
排便はしたいと思ったときにするようにしてください。便秘がある場合は、食生活や生活習慣を変えると改善することがあります。食物繊維をより多く摂って、運動をもっとすることで改善するかもしれません。座り方や排便方法を変えることも役に立つかもしれません。
食べ物と食事について、詳しくはこちらをご覧ください。

カフェインを減らす

カフェインは膀胱を刺激し、失禁を悪化させる可能性があります。コーヒーが最も効果が強いので、飲むのをやめるかノンカフェインに切り替えましょう。発泡酒、紅茶、ホットチョコレートにもカフェインが含まれていますので、これらもやめて、水やハーブやフルーツティーに置き換えてください。

失禁を改善するためにアルコールを減らす

アルコールは利尿薬であり、より頻繁に排尿させるようにするものです。飲酒量を減らせば失禁の症状が改善するかもしれません。

たくさん水を飲む

医者に別途指示されない限り、1日に6〜8杯の水分を飲んでください。
尿失禁の人の多くは、問題が増えると考えて飲料水を飲むのを避けています。しかし、飲む量を減らすと失禁が悪化します。膀胱の能力が低下するからです。

自分に合った食べ物を食べる

カレーなどスパイシーなもの、柑橘類など酸性のものは、膀胱を刺激して失禁を悪化させる可能性があるため、避けてください。
失禁とともに生きるのページにあるアドバイスもご覧ください。

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