運動靴の正しい選び方について知っておきたいこと

運動靴について
運動するために買う道具の中で、運動靴が最も重要であるといっても過言ではありません。適切な運動靴を選べるようにするためのポイントについてまとめました。
運動靴にはさまざまな種類がありますが、それぞれがどのようにして足を保護してくれるかはものによって大きく異なります。ジョギングに使う靴と同じ靴でサッカーやテニスをするのは、足にとってはよくありません。
College of PodiatryのMike O’neilは、正しい運動靴を使用していないと、腰や膝を痛めたり、アキレス腱が切れたり、ひどいマメができてしまう恐れがあると言います。
「残念なことに、スポーツをしているイギリス人の男女のうち、65%もの人が、自分がしているスポーツに合った正しい運動靴を履いていないと言われています。運動のために買うものの中で、運動靴が最も重要です。適切な靴を履くことで、怪我を予防しましょう」
サッカーシューズ
サッカーは、足にかなりの負担がかかるスポーツです。とくに、人工芝などの地面の硬いところで行うと、より大きな負荷がかかります。足に合っていないサッカーシューズを履いていることも、足に圧力をかける原因の一つです。サッカーをする人は、よくマメや巻き爪に悩まされます。
足によくフィットする、良いサッカーシューズを選ぶことが重要です。きちんとしたものを履けば、試合や練習後に足が圧迫されているような感じがしなくなるでしょう。
テニスシューズ
テニスなどのラケットを使う競技の場合、その競技のために作られた専用の靴を使うようにしましょう。こうした競技は、横の移動が多いので、ランニングシューズではその負荷に耐えられません。
ラケットスポーツのための靴は、ランニングシューズよりも重くて硬く、急に止まったり、急に動いたりしても大丈夫なように設計されています。競技をする上で、快適さが一番重要です。靴を定期的に交換することも忘れないでください。
エアロビのための靴
エアロビをするときも、適切な靴を履くことが重要です。柔軟性、安全性、クッション性の高いものを選ぶことで、衝撃を吸収し、足への負担を減らしてくれます。
ランニングシューズ
ランニングシューズはランニングには非常に適していますが、そのほかのスポーツにはあまりおすすめできません。柔軟性が高く、足の動きに合わせて形を変えてくれますが、テニスなどの横移動の多いスポーツには向きません。
ランニングシューズは、足のサイズにぴったりと合うものを選ぶとよいでしょう。小さすぎると、マメや血豆の原因になってしまいます。
店頭にはいろんな種類のランニングシューズがあると思います。どれが自分に合っているのか、お店の人とよく相談してみてください。歩き方を分析することで、ぴったりのランニングシューズを提案してくれるところもあります。
ウォーキングや山登りのための靴
ウォーキングは、活動量を増やすにはとても良い運動です。もう少し冒険したければ、山登りをする人もいるでしょう。どちらも、心臓や肺を健康に保つには良い運動です。運動の程度としてはそんなに高くないので、怪我のリスクも低いです。
ウォーキングや山登りのための靴を選ぶ際は、以下を参考にしてみてください。
・都心や郊外で短い時間ウォーキングをする人は、マメができない、快適な靴を用意しましょう。足によくフィットする丈夫なものを選びましょう。また、土踏まずをサポートするもの、かかとが微妙に高くなっているもの、足の甲の部分に通気性のいい素材を使用しているものだとより良いです。カジュアルなものや、かかとの部分が重い少し高級な運動靴があれば十分です。
・定期的にウォーキングをしている場合、ウォーキングのためのちゃんとした靴や軽量の運動靴に投資してもいいかもしれません。足やくるぶしを守ってくれますし、防水である場合が多いです。地面の状態が常に良いとは限らない高地でのウォーキングには、良いウォーキングシューズを選ぶことがとても重要です。
バスケットボールシューズ
バスケなどのコートを使うスポーツでは、柔軟性が高くて横移動にも耐えられる靴が必要です。クロストレーナーは、丈夫で、横移動もしやすく、さまざまな動きに対応できます。