赤ちゃんに教えるべきルールとは何でしょうか

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赤ちゃんの健康と安全について

小さな赤ちゃんが、ハイハイ、つたい歩き、よちよち歩きを始めることは、親にとって誇らしげで嬉しいことだと思いますが、その一方で心配も沢山でてきます。小さな赤ちゃんが一人で動くことができるようになると、自信満々で色々なものを触ったり握ったりするため、これまでになく、多くのトラブルにすぐに遭ってしまうということを意味します。赤ちゃんがよちよち歩きができるようになるにつれ、赤ちゃんへの躾として、何を、いつ、なぜ、どのようにするのかについて、以下のことをお母さんが学習する時期でもあるのです。

何を教えればいいのでしょうか?

赤ちゃんに家庭のきまり事、理にかなった限度、そして結果について教えましょう。全ての家族の優先事項は違っていますが、まず、安全性と礼儀に関するきまりから教えることは良いかもしれません。しかし、恥をかかせること、体罰、愛情や思いやりをかけなくなるということをしてはいけません。赤ちゃんの行動は下品なことがありますが、赤ちゃん自身にとってそれは下品なことではありません。赤ちゃんは単に自分ができることと、できないこと、してもよいこと、してはいけないことについて学習している段階なだけなのです。

いつ教えたらよいのでしょうか?

生後10ヶ月頃から、赤ちゃんの記憶力は発達し始めます。まだお母さんの言うことを何度も何度も繰り返して聞く必要がありますが、この頃になると数ヶ月前とは違い、それを理解することができるようになってきます。

なぜこの頃から教え始めなければならないのでしょうか?

しっかりと歩けもせず、しゃべれもしない赤ちゃんに、ルールを理解させ、守ることを期待するということは、変な気がするかもしれません。でも、ここで始めることには大きな意味がいくつかあるのです。この後続く7、8年の間、自分のものとしなければならない善悪の概念をお母さんは教えているのです。社会において機能することができるよう、赤ちゃんの自制心の発達に役立つことなのです。赤ちゃんに他人の気持ちや持ち物を尊重するように教えているのです。そして、赤ちゃんが将来、自分自身や兄弟、ペット、家など簡単に傷つける人間にならないようにしているのです。

どのように教えればいいのでしょうか?

赤ちゃんを一番知っているのはあなたなので、自分の直感に従ってください。赤ちゃんに、「触ってはだめ、危険だから」という言葉をやさしくいったほうがよい子もいれば、もっと強い言い方で言わないと聞かない子もしますし、対象物から物理的に赤ちゃんを離しながら言わなければならない子もいます。ゴールとしては、愛情を持って教えることです。一貫性を持って教えないと、赤ちゃんは混乱し、どのルールに従ってほしいのか、どのルールに従って欲しくないのか理解することが難しくなります。覚えておいていただきたいのは、お母さんのお友達が赤ちゃんがルールを学ぶ上で動揺させる原因となるということです。お友達が赤ちゃんのいたずらに首を突っ込んでくることは避けられないのですが、お友達がいつもの躾のルールとは違う、赤ちゃんに甘い別のルールを教えてこようとした場合は、お母さんはそれを防がないといけません。

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