ダイエットの間違い:体重が減らない6つの理由

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ダイエットで体重が落ちない

ダイエットしているのに体重が落ちていませんか?その場合、一般的なダイエットの間違いがおそらくつまずきの原因だと思います。

専門家によると、その真相は「ダイエット中」のときでさえ、自分が思っているよりたくさんのカロリーを摂っている可能性がある、とのことです。私たちが体重を減らすためにやるべきことと、ダイエットに取り組んでいる間に実際にしていることとの間には断絶があることがよくあります。

ダイエットを始めたばかりの人は、ダイエットについて考えるのをやめましょう。その代わり、体重が増えた原因となる毎日の習慣を確認してください。ダイエットを続けていくうちに、食べ物が頭から離れなくなり、飢餓感が強くなり、「ダイエットは効果がないからあきらめる」という心理状態に陥る恐れがあります。

カロリーをどのくらい簡単に加えてしまうのかに気づかないかもしれません。サラダドレッシングをもう1杯かけると75カロリーから100カロリー、大さじ1杯分バターを追加すると102カロリー、ランチのときにサンドイッチと一緒にポテトチップスの袋を食べてしまうと162カロリー加えてしまいます。料理をしながら食べる、1日のスタートを高カロリーのコーヒー飲料で始める、夕食のときにお子さんが食べ残したものを食べてしまう、ワインをたくさん飲んだりしてしまう……。これらは、ダイエットの努力をダイエットのための努力を妨害する、好ましくない習慣のほんの一部です。

しかし、カロリーはすぐに増やすことができますが、減らすこともできます。ダイエットをする上での間違いを心にとどめておくと、結果的に体重を減らすことができます。多くの人が犯してしまいやすいダイエットの間違いを以下にまとめました。なじみがあるかどうかを確認してみてください。

ダイエットの間違い1:慌てて食べてしまう

ホットドッグを食べるコンテストの参加者でない限り、記録的な早さで食べ終えてもごほうびは何もありません!慌しいスケジュールのせいで、私たちの多くが早食いという不健康な習慣を持ってしまいました。

アメリカ栄養士協会の広報担当であるタラ・ギダスさんは、「ゆっくり食べる機会を増やすと、食べ物を味わったり、毎回よく噛んで食べるようになり、食べ過ぎる前に満腹感を感じることができるようになります」と言っています。

ダイエットの間違い2:食事を抜く

研究によると、朝食を抜く人は、朝食を食べる人より体重が多いことがわかっています。朝食(それ以外の食事も)を抜くとカロリーを減らすことができる、という誤解があります。実際は、食事の回数が1日3回未満の人のほとんどが、結果として1日の中で多くのカロリーを摂っていることが多いのです。

1日3回食べるように努力しましょう。健康的な朝食で1日をスタートするようにますが、かしこく食べるものを選ぶようにしてください。

「低脂肪のマフィンでさえ、400カロリーと5グラムの脂肪を含んでいます」と栄養コンサルタントであり『Dining Lean』の著者であるジョアンヌ・リッチェン博士は語っています。

健康的な朝食には、タンパク質と食物繊維の両方が含まれている必要があります。卵、全粒小麦のトースト、グレープフルーツ半切れでわずか250カロリーで、昼食まで満腹感が続きます。

ダイエットの間違い3:液体のカロリーが多すぎる

液体のカロリー(アルコール、スムージー、クリームと砂糖入りのコーヒー、甘いジュース、紅茶、炭酸飲料など)は体重増加にかなり影響を及ぼします。最近の研究によると、アメリカ人は飲料からカロリーの約21%を摂取していることが明らかになりました。

「何か飲むとき、喉をうるおしたいから飲むのであって、空腹感を満たすためではないので、食事を控えてカロリーを調整することをしません」とギダス氏は言います。
カロリーを含む飲み物から、水、発泡水、スキムミルク、野菜ジュース、小さめの100%フルーツジュースに切り替えましょう。アルコールを飲む場合は適量を心がけたり、代わりになりそうな飲み物を選んだりしてください。

以下に、一般的な飲み物のカロリーをご紹介します。
・12オンスのライトビール:110カロリー
・12オンスのレギュラービール:160カロリー
・クリームと砂糖入りの8オンスのコーヒー:30カロリー
・ワイン5オンス:120-130カロリー
・甘みを加えた16オンスのお茶:160カロリー
・12オンスのダイエット炭酸飲料:0カロリー
・12オンスの炭酸飲料:150カロリー
・20オンスのスムージー:410カロリー

ダイエットの間違い4:量が多すぎる

「レストランでの巨大な1人分のサイズに慣れてしまったので、自宅にいるときもそのサイズで出しているし、それが当たり前だと思っています」とリッチェン氏は言っています。
専門家は、1回の食事量を削りやすくするコツを提案しています。
・お皿に少し残す
・小さめのお皿とボウルを使う
・計量カップで取り分けた量を定期的に確認する

ダイエットの間違い5:健康的ではないトッピングを選ぶ

サイズが大きくなっているだけでなく、「ダイエット」サラダやお気に入りの食べ物に脂肪分の高いトッピング(ベーコン、チーズ、クルトン、クリーミーなドレッシングなど)を加えてします傾向があります。

ファストフードのレストランでは、「グリルチキンとサラダが、常にハンバーガーより優れているとは限りません。サイズとトッピング次第で変わります」とリヒテン氏は語ります。

たとえば、ハニーマスタードドレッシングをかけたバーガーキングのテンダーグリルサンドイッチは470カロリーあるのに対し、マヨネーズの代わりにマスタードをかけたワッパージュニアは290カロリーしかありません。マクドナルドでは、クリスピーチキンが入ったシーザーサラダとクリームドレッシングを合計すると520カロリーになりますが、クォーターパウンダーにすると410カロリーになります。

ダイエットの間違い6:「ながら食い」をしている

「食事中の記憶喪失」とは、無意識のうちに手から口へ物を運んでいる行為のことで、たいていテレビの前や本を読んでいる間に袋や箱から出して食べています。また、会社の飲み会や子供のお皿の残り物を食べ終えるときにも起きることがあります。

「自分やほかの人の残り物を食べ切ってしまおう、という誘惑に抵抗してください。食品廃棄のことではなく、ウエストまわりのことを考えましょう」とギダス氏は言います。
お気に入りのお菓子を少なめに取り分けた場合のカロリーを考え、量を増やすときにどのくらいのカロリーを摂ってしまうのかを確認してみてください。

・フライドポテト約30グラム:88カロリー
・1.5個分のドーナッツ:100カロリー
・3枚のチョコクッキー:160カロリー
・15枚のトルティーヤチップス:カロリー142
・20枚のポテトチップス:162カロリー

また、どうすればながら食いの習慣をやめることができるのでしょうか?
「まず、座ってリラックスしながら、いつも何かを食べている習慣をやめることから始めます。お茶を1杯、水を1杯、またはシュガーレスガムを噛んでみてください。スナックを食べたい場合は、袋や容器から取り出してから食べましょう」とギダス氏は言います。

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