超ヘルシーなスムージー

スムージーは、野菜などの体に良い食材を、食生活によりたくさん、美味しく取り入れるために、とてもよい方法です。市販で販売されているジュースなどでは得られない多くのメリットをもたらしてくれます。
ジュースを抽出するのではなく、フルーツと野菜をブレンドすることで、心臓に良い食物繊維がたくさん取れますし、高価な食材を無駄にしなくてすみます。
スムージーの成分を慎重に選ぶことで、バランスの取れたタンパク質、脂肪、炭水化物などが取れるため、食事の代用にもなり得ます。一方、ジュースは主に炭水化物であり、果物をベースにジュースをくった場合、ジュースは濃縮された砂糖の供給源になります。
つまり、どのスムージーもヘルシーだというわけではありません。店舗で販売されているスムージーには、シロップやジュース砂糖が15杯分以上も含まれていることがあります。自家製のスムージーでも、同じことがいえます。
たとえ栄養価の高い、自然食品の成分だけを使うように注意していても、過剰にカロリーを摂取していることがあります。体重を減らさないバランスのとれた飲み物を作るために、以下の提案を考慮してください。
1.糖分を制限する
可能であれば、スムージーの甘味料として使うのは、果物のみにすること勧めします。砂糖を含むメープルシロップやハチミツのような添加甘味料とは異なり、果実は天然甘味で、繊維、ビタミン、ミネラルなどの体に良い植物性の栄養素を豊富に含んでいます。
スムージーのベースになるものには、新鮮な果物や冷凍果実を使用してください。バナナ、マンゴー、パイナップル、オレンジを組み合わせると甘みが増しますが、フルーツジュースは避けて下さい。砂糖やカロリーがたくさん含まれています。糖分を抑えるために、無糖のプレーンヨーグルトや牛乳も良いでしょう。出来上がったものを飲んでみて、更に甘くしたい場合は、好みの甘味料スプーン1〜2杯分を加えてください。
アーモンドやココナッツのような多くの非乳製品ミルクには甘味料が加えられています
2.野菜を追加する
ビタミンやミネラルをたくさん取るために、野菜を加えてみてください。一掴みのホウレンソウの葉や、ニンジン、カボチャなどがよいでしょう。セロリやキュウリもスムージーに適していますが、濃い色の品種ほど栄養価が高くはありません。野菜特有の緑色に抵抗がある場合は、ぶどう類を加えてみましょう。紫色や青色の色合いが、緑色を最もよく隠します。
3.タンパク質のピューレ
タンパク質が豊富な成分が少なくとも1つの加われば、スムージーの栄養価よりいっそう充実したものになります。特に朝食としてスムージーを飲むときには、覚えておきたいポイントです。低脂肪や無脂肪のプレーンヨーグルトおよび牛乳、絹豆腐などが良い。アーモンドミルク、ココナッツミルクなど、多くの乳成分を含まないミルクは、タンパク質をほとんど含みません。
4.栄養価が高い具材に気をつける
ナッツ類や、アボカド、蜂蜜、チアシード、ココアパウダーやカカオニブ、小麦胚芽、オート麦、などで栄養成分を増強することができますが、カロリー量も増加します。高カロリーのものを加える際は、スプーンで測り、摂取しすぎていないか確認するようにしてください。
5.大まかにカロリー計算を行う
特にダイエットをしている人は、自分が考えるよりも多くのカロリーを取っていないかを確認するため、簡単なカロリー計算をすることをお勧めします。スムージーを朝食として飲む場合、400キロカロリーくらいにまでに制限しましょう。男性や、運動をよくする女性はもう少しとっても大丈夫です。間食としてスムージーを飲む場合は、約200カロリーまでにしましょう。
最後に1つだけヒントをお伝えします。スムージーを作りすぎた場合は、残りをアイスキャンディーの型に入れて冷凍庫に冷やしましょう。フルーティーなデザートとして、後で楽しく味わえます。