赤ちゃんの身体を作る栄養素

その他

赤ちゃんは、妊婦の取る食事の一口一口に大きく左右されるのです。ここでは、絶対に接取しておくべき栄養素を紹介していきます。

当然、赤ちゃんは胎盤を通してテイクアウトの注文が出来るはずもありませんから、成長に必要なビタミン、ミネラル、カロリーを得られるかどうかは妊婦にかかっています。とはいっても、気負いする必要はありません。幸運にも、妊娠14週間において赤ちゃんが必要としている栄養素のほとんど(ビタミンAやタンパク質等)は、妊婦の既存の食生活の中で供給されているはずなのです。但し、他の栄養素を聞いて慌てふためくこともあるでしょう。そういったものに関しては、摂取量を赤ちゃんの発育に必要な基準量まで増やしていく方法を考えれば良いのです。
概して言えば、赤ちゃんを育てるという並外れたタスクを遂行するのに、並外れた方法は必要ありません。充実した栄養素の供給が全てです。

重点的に取り扱うべき栄養素がいくつかあります。といっても、それはこれらが他の栄養素よりも重要だから、というわけではありません(赤ちゃんの発育と健康を増進する上で、全ての栄養素は等しく重要です)。これから示す栄養素が他のものにくらべて、食生活中で欠乏する可能性が高いからです。

葉酸

全粒穀物、緑色の葉野菜、豆類、バナナ、ブロッコリー、牛乳、葉酸で栄養強化されたパンやシリアルなどは葉酸を豊富に含有しています。赤ちゃんの神経系と脊髄は、初期段階で発達する部門に含まれ、この神経発達に不可欠なのが葉酸なのです。だからこそ女性は、葉酸が豊富な食材を接取すること、特に妊娠するよりも前から葉酸サプリメントを取り始めて、妊娠期の間中も葉酸に重点を置き続ける、ということが望ましいのです。推奨される葉酸摂取量は、妊娠前で400mcg、妊娠後で600mcgです。妊婦用ビタミンサプリメントがこれらの条件を満たしていることを確認しましょう。

鉄分

赤ちゃんを育てている時は、血液を大いにつくっているのです。鉄分は血液供給量を増やす働きがあるので、妊婦と赤ちゃんの両方にとって血液が足りなくならないようにするためには鉄分を豊富に接取しておく必要があるのです。この必要不可欠なミネラルはビーフ、かも肉、大豆製品、ほうれん草、じゃがいも(皮付き)、ドライ・フルーツ等の食物を食べることで確実に接取できます。医者によっては、妊娠20週間以降には血液供給量を増やすため、サプリメントの接取によって鉄分レベルを上げるよう促すかもしれません。

カルシウム

カルシウムは発育中の赤ちゃんの身体を良くする、特に強くて丈夫な骨と歯を作ります。カルシウムはまた妊婦の身体も良くします。具体的には、骨密度を十分に保ち、将来的な骨粗鬆症のリスクを軽減し、妊娠中の子癇前症を防止します。ですから、牛乳をはじめとするカルシウム豊富な食品(栄養強化ジュース、アーモンド、ゴマ、大豆製品、緑色葉菜、イワシ、骨入り鮭缶、ブロッコリー)をそろえておきましょう。

ビタミンC

ビタミンCは、コラーゲンの生産と軟骨、筋肉、血管、骨の強化に欠かせません。ビタミンCはまた、破損した組織の修復を助ける働きもあります。更に、十分量のビタミンCの接取は健康的な出産体重や未発達膜組織の破裂リスクの軽減とも関係があるとされています。ビタミンCは体内に貯蔵されないため、毎日必要な量を取り続けることが重要です。ビタミンCを接取する伝統的な方法といえば、オレンジジュースでしょう。他にもビタミンCを供給してくれる果実(マンゴー、パパーヤ、カンタロープ、ストロベリー等)や野菜(唐辛子、ブロッコリー、コラードの葉、野菜ジュース等)はたくさんあります。

ビタミンD

大抵、ビタミンDは太陽光もしくは牛乳から得られています。牛乳をあまり飲まない、或いはあまり外出しない、という場合は、他のビタミンD供給源を探す必要があります。ビタミンDは歯や骨組織を健全に保つことと、カルシウムの吸収に不可欠です。ビタミンDはイワシの缶詰、栄養強化乳、栄養強化オレンジジュース、卵黄から得られます。また、一日に数分でも外に出て太陽光を浴びることが大切です。

DHA

脂肪を減らす、というのがDHAの役割として良く知られたものかと思いますが、ここではそれは忘れてください。減量が目的ではありませんから。それに、赤ちゃんは脂肪、とりわけオメガ三系脂肪酸等の必須脂肪を必要としているのです。オメガ三系脂肪酸に分類されるDHAは、ひとの脳と網膜の主要な構成成分です。また、赤ちゃんが脳と目の発達には毎日十分量のDHAが供給される必要があるのです。DHAは脂っこい魚(マス、アンチョビ、イワシ、天然のサケ)やDHA強化卵等から得られます。

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