妊娠中に控えるべき食べ物にはどのようなものがあるか

妊娠中に控えるべき食べ物
二人分の食事をとっている身ですか?それならもう健康的な妊娠食の利益と一日に摂取しなければならないフルーツと野菜、複合糖質、そしてタンパク質の量も分かっているでしょう。ですが、赤ちゃんがあなたが口にする健康的な栄養素すべてから利益を得られると同時に、その赤ちゃんは細菌や化学物質などあなたの食べ物に含まれる他のすべてのものにも影響されるということをご存知でしたか?このことによって、妊娠中の食生活は安全すぎるほどに安全に気を配り、(弱っている免疫システムのおかげで)病気になるほどの病原菌を持っている食べ物からは離れておくことが一番です。害があると考えられている細菌や化学物質以外にも妊娠中には制限しなければならないカフェインなどの原料がいくらかあります。では、どれが安全でどれが危険なのかはどのようにしてわかるのか?こちらが知られざる妊娠中に控えるべき食べ物や飲料です。
アルコール飲料
妊娠した今、昇格や誕生日、何か他の嬉しいイベントをシャンパン(またはマルガリータ、スプリッツァー、あなたの好きなアルコール飲料)抜きでどのようにして祝うのでしょうか?この先40週間あまりはノンアルコールのカクテルや果汁スプリッツァーを引っ張り出すのです。たまにアルコールを口にする分には問題ないと聞いたことがあるかもしれませんが、出産を控えている時は念のために避けておいた方が良いです。なぜ?アルコールはあなたの血流と同じ濃度で赤ちゃんの血流に入り、血流から抜けるには2倍の時間がかかるので、あなたが飲んでいるものは何でも赤ちゃんも飲んでいることになります。ですが、妊娠していることが発覚した数日前の女友達との夜遊び(とマルガリータの飲みすぎ)はどうなるのでしょうか?それは数多くの母親に起こりうることであり、(幸いなことに)心配する必要はありません。
低温殺菌されていない乳製品やジュース
幸運なことに、食品医薬品局のおかげでスーパーで低温殺菌処理されていない牛乳を見つける心配をする必要はありません。しかし、殺菌処理されていない牛乳で作られたソフト・チーズにはリステリア菌やその他の病原体が潜んでいることがあり、それはまた別の話となります。間違いなく殺菌処理された材料(必ずラベルを見て確認しましょう)で作られているという自信が持てなければ、念のためにフェタチーズやブリー、カマンベール、ヤギ乳チーズ、そしてケソ・フレスコを口にするのは控えましょう。
その他の安全策:(スイスチーズやチェダーチーズなどの)硬質チーズだけを食べたり、ソフト・チーズは泡立つまで温めてから食べましょう。また、殺菌処理されていないアップルサイダーやフレッシュオレンジジュースなどのジュースも控えましょう。殺菌処理されているジュース(農民市場で売られているフルーツジュースや殺菌処理はされていないが菌を殺す作業は行われている健康食品店)はどうでしょう?紫外線照射さえされていればおそらく問題はないだろうと思われます。
カフェイン飲料の過剰摂取
妊娠前は毎日のトリプルショットのバニララテなしではやっていけなかったとしても、今が確実にそれら2つのカフェインショットをデカフェのものに変える時期です。妊娠中にコーヒーを何杯か飲む分には問題ないですが、一日に200ミリグラム以上のカフェインを消費することは流産につながります。さらに、カフェインの摂りすぎは身体の鉄分を吸収する能力を妨げます(貧血になることがあります)。
200ミリグラム制限を超えないように、カフェイン摂取の癖を治すことと多量のコーヒーを避けること以外に、実はカフェインを含む他の飲料にも気をつけましょう。炭酸飲料の中にはカフェインを40ミリグラムも含むものがあります。もし栄養ドリンクが妊娠前の好きな元気づけの一杯だったなら、それもカフェインを多く含むということを覚えておいてください。それらの中には一缶あたり80ミリグラムものカフェインを含むものもあります。
生もしくは焼かれた魚介類
マグロはお好きですか?半殻に乗ったカキに病みつきですか?大好きな生の魚介類専門レストランや地元のすし屋に行く前に、生、さらには焼かれた魚介までもが妊娠中は禁止であることを思い出してください。細菌や寄生虫を摂取してしまう可能性が高すぎます。よって、病気を引き起こす寄生虫や細菌を含んでいる可能性のある生ガキやハマグリ、魚のタルタル、カルパッチョ、そして(鮭の薫製などの)煙でいぶされた食品も控えましょう。
これはこの先9ヶ月間、大好きな日本料理店を避けなければならないという意味ではありませんが、何を注文するかには注意しなければならないということではあります。たとえば、大抵のすし屋が調理された魚介類や野菜を提供しています。注文する魚介類がよく調理されていることだけには気をつけてください。魚はほぐれ、貝は引き締まっているべきです。
生焼けまたは生煮えの肉
女の子の新生児用品一式を眺めていたとしても、今はピンク色を見ている場合ではありません…肉で言えば赤ですね。(このことは鶏肉や豚肉に関しても言えることですが、ほとんどの人がそれらの肉はよく火を通してから食べます。)なので、妊娠する前はステーキをミディアム・レアに焼き上げて(もしくは注文して)食べていたかもしれませんが、今は真っ赤な肉は避けなければなりません。十分に加熱調理されていない肉(そして鶏肉)は、大腸菌や旋毛虫、サルモネラ菌(すべてが重度の食中毒を引き起こすことがある)を内部に持っていたり、トキゾプラズマ症を引き起こす可能性があります。
レストランで出されたバーガーが少しピンクすぎると感じた際にはどうすればよいか?返すことをためらわないでください。今は恥ずかしがっている場合ではありません。(赤ちゃんの安全のことを頭に入れておけばあなたに内在しているレストランでのディーバを解き放ちやすくなるでしょう!)
ホットドッグとデリミート
多めのマスタードがかけられたあのダブルターキー、サラミ、そして玉ねぎは妊娠で狂っている食欲にはたまらないかもしれませんが、今それを食べることはあまり健康的ではないかもしれません。母親になる身として、(量が多すぎると)発達過程にある胎児にとって良くない、食品保存に使われる化学薬品である硝酸塩や亜硝酸塩が使用されているそれらの食品は避けるべきです。二段サンドイッチと一緒に、ホームゲームで販売されるホットドッグやパーティーでのパテも差し控えたほうが賢明かもしれません。保存料(と脂肪分)が多いだけでなく、これらの食品はあなたの血流に入って生まれてくる赤ちゃんの血流にも入る可能性のあるリステリア菌を抱えているかもしれないという小さなリスクもあります。
もしもデリを諦めるのは犠牲になるものが大きすぎるなら、硝酸塩なしのランチ・ミートに代え、殺菌するために食べる前に湯気が出るくらい温めましょう。
生卵
生卵を控えることは常識のように思えるかもしれませんが、へらにひっつくおいしいバター以外の場所にも生卵は存在しています。このことより、低温殺菌が行われた卵で作られたものでなければ、手作りのアイスクリーム、生のバター、クッキーの生地、マヨネーズ、そしてエッグノッグなどの生ものを多く含む食べ物は控えましょう。卵抜きで作られていると確信が持てるまではシーザードレッシングやオランデーズソースの使用を控え、朝食のオムレツはしっかりと火が通っていることを確認しましょう。生肉や鶏肉と同様に、サルモネラ菌にさらされる可能性は避けたいものです。
念には念を重ね、購入した卵がよく冷蔵され、販売期限が切れていないことを確認しましょう。
水銀値の高い魚
魚には脳の働きを高めたり(赤ちゃんに良い)、気分を高める(あなたに良い)オメガ3脂肪酸がたくさん含まれていることをあなたもご存知でしょう。しかし、どの魚を食べてはいけなくて(たとえば、水銀値が高い)、どの魚が安全に食べられるかを混同してしまいやすいです。そこで、妊娠中に魚を食べる時のルールを簡単に述べます:最も水銀値の高いサメ、メカジキ、キングマッケレル、そしてアマダイは避けましょう。汚染物質を含むこれらの魚も控えましょう:ツナステーキ、ビンナガマグロ、ハタ、養殖サケ、レッドスナッパー、天然シマスズキ、オレンジ・ラフィー、タイセイヨウオヒョウ、そしてクロカジキ。
出産を控えている人にとって最も安全な魚介類は何でしょう?それは天然のサケ(新鮮、冷凍、もしくは缶詰)、タラ、ホッキョクイワナ、カツオ、養殖のニジマス、タイヘイヨウオヒョウ、シタガレイ、テラピア、エビ、イワシ、そしてホタテ貝です。しっかりと火が通っていることに気をつけながら、週に二度、6オンスほど食べることを目標としましょう。
生のもやし
食感を与えるためにサンドイッチやサラダにムラサキウマゴヤシやもやしを入れることを考えていますか?生のもやしは大腸菌やサルモネラ菌の急激な増加と関連しているため、間違いなく「念のために」妊娠中は控えるべき食品のカテゴリーに属しています。
というわけで、出産するまではあのシャキシャキした食感を味わうことはできません。代わりにベビーほうれん草やベビールッコラ、また、細切りにしたサヤマメをサンドイッチやサラダに使ってみてはどうでしょう。間違いなくサンドイッチの色合いと味を良くし、さらには青野菜も摂取できると思います。